令和世代のファッションで、懐かしさを新しさとして捉えるトレンドが見られています。特に注目されているのは「ナップザック」や「カンケンリュック」といった、昔馴染みのバッグ。例えば、千代田区の『スーパースポーツゼビオ』では、約50種類のナップザックが1500〜3000円で販売され、学生たちは自作ペイントでカスタマイズを楽しんでいます。

また、『FJALLRAVEN』のカンケンリュックは、多彩なカラーバリエーションが自分の個性を表現する重要なアイテムに。さらに、有線イヤホンがファッションアイテムとして活用され、首に巻いたりネックレスのように使われています。これらのアイテムは、平成時代へのノスタルジーを感じさせる一方で、新しい時代の価値観にも見合っています。

ファッションのトレンドの再来は興味深い現象であり、個性を表現する方法としての改変も見逃せません。古き良き時代のアイテムが時を経て再び活用されることは、若者たちの創意工夫と自己表現の場を広げる機会にもなっています。これを通じて、世代を超えた交流が可能となり、コミュニティ内での繋がりが深まることが期待できます。私たちの社会は、多様性と個性を尊重する場所へと進化し続けています。

物事をただ懐かしむのではなく、現在の価値観に合わせた活用が、ファッションの新しい展望を示しているのです。次なる流行がどんな懐かしさから再び生まれるのか、楽しみに待ちながら、個々のスタイルが豊かに表現されることを期待しています。

ネットからのコメント

1、レトロブームは定期的に来ますよね。奇抜すぎるファッションは除くと、日常に浸透するファッションのパターンは有限だと思います。なので定期的に昔のファッションが流行る。けど見た目と実用性を兼ね備えたデザインが流行ってるのは、パフォーマンスを重視した若者特有なのかな。

2、ワイヤレスイヤホンをずっと使っていました。線が無いのは作業する時にラクで、本当便利です。だけど、使用し過ぎて摩擦でなったと思いますがゴムの部分のアレルギーになり、耳に入れると毎度腫れるようになりました。今は有線イヤホンに変えて使用しています。電車乗っても線を出すとまだ使ってるんやと見られてるような気がして恥ずかしく感じていたのですが流行ってくれたら嬉しいです

3、最近のJKたちの間で「カンケン」が再ブームって聞いて、懐かしさと共に時代は巡るんだな〜と実感しました。

平成世代が学生の頃に流行ってたものが、令和になって新鮮に映るなんて面白いですよね。ワッペやチープな感じのレトロバッグ、有線イヤホンまで“あえて”使う感じ、逆にオシャレに見えるのが今っぽい。機能性よりも“世界観”重視というか。Z世代は昔の良さを自分たちなりに再解釈して楽しんでて、見てて微笑ましいです。ただ、当時をリアルに知ってる世代からすると、「それってダサかったやつじゃ…」とツッコミたくなることも(笑)。でも、こうやって世代を越えてカルチャーが循環するのは良いことですね。

4、今は新たな流行が生み出されにくいですが、昔のものは実用性が高いものが多く、見直されているところもあると感じます。ナップザック型は我々の時代はお店て商品を購入したらついてきた袋が、大流行でした。学生時代はお金がないですからね。カバンを買うお金も惜しむほど。商品を買った袋は昔は案外しっかりしていて、雨に濡れても気にならないビニール素材。重宝していましたね。洋服の金額が今より高く、それだからこそ袋もしっかりしていたんでしょうけどね。