フジテレビの「芸能人が本気で考えた! ドッキリGP」の収録中に、タレントの横山裕さんが全治2カ月の怪我を負ったことが発表されました。これに先立ち、昨年11月にはお笑いコンビ「タイムマシーン3号」の山本浩司さんが、番組内で肋骨を骨折する事故が起きていました。また、今年8月にはタレントのやす子さんがドッキリ企画で声を荒げたことに対し、批判の声が挙がっています。
これら一連の出来事は、ドッキリ番組の安全性やその意義が改めて問われるきっかけとなっています。時代の変化に伴い、ドッキリ番組が持つ本来の楽しさとリスクのバランスが再考を求められています。かつては素の反応が面白みとされていましたが、現代ではその倫理的問題や出演者の安全への考慮が重視されています。
横山裕さんの怪我をきっかけに、ドッキリ番組の在り方が問われています。現代社会において、ドッキリ番組は笑いを提供する一方で、出演者の安全が確保されていない場合があることは重大な問題です。まず、番組制作側は出演者の安全を最優先に考え、事前に十分な安全策を講じるべきです。次に、倫理的観点から、視聴者の意図しない不安や不愉快さを感じさせる内容を避けるべきでしょう。そして、出演者の合意を明確にし、急なサプライズが与える心理的負担についても配慮が求められます。このような安全と倫理の欠如は、視聴者の信頼を損ない、番組自体の価値を低下させるリスクを伴います。芸能業界がその「笑い」を追求するあまり、出演者や視聴者への影響を軽視すれば、本来のエンターテインメントとしての魅力は失われてしまうでしょう。
現代の視聴者は、より健全で安全な娯楽を求めています。この機会に、番組制作の倫理観を再構築することが求められています。
ネットからのコメント
1、事故に関係なく人の素を見るとか人に関わらず動物がビックリしている所を見たいとか、そういうのを好む方の気が知れません。仕掛けられた側が幸せな気持ちになるサプライズならまだ良いですけど。
2、最近は同じような番組が多い、解答を事前に教えるクイズ番組、ワイプで世界中の映像を見るだけの番組、お店やメーカーとタイアップして商品紹介して糖尿病を拡散するB級グルメ番組、ドッキリ企画も部屋のカメラの位置を確認して、ドッキリ内容も事前に打ち合わせする演出、カラオケを練習させて、タレントが歌う番組、地上波テレビの企画の限界を感じる。限られた予算の中で、つまらない芸人やタレントには放送作家も役に立たない。プロデューサーやディレクターの能力も受けた番組のパクリ合戦でしかない。
3、このご時世、落とし穴や急に川や海に落とされたりするというのは、角に頭をぶつけたり、驚いた拍子に血管が切れたり、心停止する人が出るかも知れず危険すぎると感じてあまり見ないようにしていました。
しかも、その様子を笑って見ているスタジオのタレント達を見ていると、学校などでいじめが流行るもとを作っているようで醜悪だと感じました。この機会に、人を怖がらせたり驚かせるようなタチの悪い番組は無くして欲しい。
4、横山裕の魅力は、親しみやすい笑顔と鋭いツッコミに裏打ちされた人間味にある。関西的な軽妙さの裏で、舞台やドラマでは繊細な感情表現を見せ、振れ幅の大きさが光る存在である。あまり知られていないが、SUPER EIGHTのバンド編成で担当するトランペットはほぼ独学で身につけ、忙しい合間も基礎練習を欠かさなかったという。努力を表に出さず、陰で積み上げる姿勢こそ横山裕の真骨頂である。がんばれ横山裕、おまえがナンバーワンだ
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/81b38722d8df8fb5eedbedc831493a51e7cf09c1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]