九州や四国などでの早場米の出荷が始まり、福岡市内のスーパー5店では宮崎県産コシヒカリの5キロが4190~5162円の高値で販売されています。高温障害の影響で2025年産の収穫量が心配される中、JAが農家に概算金を大幅に増額しており、米の高値傾向が続く見通しです。例えば、JA高知県では早場米コシヒカリを昨年比49%増の2万2000円に、JA全農山形はつや姫の価格を59%増の3万1000円に設定しました。
この背景には稲作コストの上昇とJA外の買い取り競争の激化が挙げられ、スーパー側も輸入米の取り扱いを増やす方針です。
価格競争が激化する中で、米価の高騰という現象がますます顕著になっています。この背後には、稲作コストの増加や買い取り競争の激化という深い問題があります。まず、政府とJAは農家への支援とテクノロジー導入の促進を図り、コスト削減を目指すべきです。さらに、流通経路の見直しで効率化を推進し、価格の抑制に寄与するべきです。最後に、消費者には価格が上昇している現状を理解し、需要を分散させることで、価格調整が改善される可能性も考慮されるべきです。この問題は、社会全体の食料供給システムの見直しを迫るもので、単なる市場の一部の変動ではありません。持続可能な農業と経済の調和を追求することが求められています。
ネットからのコメント
1、”スーパーの担当者は「今後も銘柄米が5キロ4000円を割る状況は考えにくく、輸入米なども販売して消費者が価格を選べるようにしたい」と話す”米の輸入規制を緩和、もしくは廃止すれば良い。その上で、これまでのような、実質的な米の価格統制を完全に撤廃する。そうすれば、国産米と輸入米で消費者が選択可能となる。これは、且つては牛肉などでも一度通った道だ。それで国産牛肉が壊滅したかと言えば、そんな事は無い。今や和牛がブランド化し、海外にも輸出している。米も同じように切磋琢磨することで、競争力を身に着けた方が長期的には良い。
2、昨今の物価高は正直堪えます。とりわけ米の値上がり方はおかしいと感じます。例えば今まで5キロ2000円で買えてたものが、2200円になってもそこまで悲鳴とは思えません。今回の最大の問題は、急に倍近くになったことだ思います。まるで米がなければ困るだろうからみたいな一種の恐喝まがいの値上げです。例えば50円のものが2倍で100円なってもそこまでだと思いますが、2000円が4000円は正直キツイ。
3、概算金とか制度自体が無茶苦茶。JAは概算金を高くして、農家からの直送買付に負けずに米を確保するのを最優先にしてるだけ、JAは農家から販売委託を請けてるだけで、最後は農家と清算するから何のリスクもなしだし、減反政策によって、そもそもギリギリの生産量だから、売れ残ることもない。それならば、高値を付けるに決まってる。JAがリスクを負って買い上げてるなら、それは自由だが、概算金という制度で、供給コントロールだけして、国民に高い米を買わせてるのは許せないね。みんな買うのを出来る限り我慢するしか無いよ。散々、税金を使って何やってるのか。
4、5キロ4000円超ってブランド米ではない米でその金額でしょ、もうブランド米なんて5000円超えるでしょ、間違いなく。概算金がもう高いからね、新潟コシヒカリなんて33000円だぞ、米が比較的安い秋田県でもあきたこまちで3万円とか。JA以外の会社がさらにびっくりするような金額で買い付けてるっていうし。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6a337faf394ee7f2c0ba8d29e16f927430499a43,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]