ファミリーマートは2025年8月19日、QUOカードの取り扱いを全店舗で終了すると発表しました。販売は11月23日、利用は12月22日までで、ファミマ限定デザインのQUOカードは11月23日まで購入できます。終了の理由について、ファミマ広報部は、オペレーション負荷軽減および店舗の手数料削減を挙げています。この決定により、セブン-イレブン、ローソンと並ぶ3大コンビニのうち、ファミマでQUOカードが使用できなくなる点において業界の均衡が崩れるとの見方があります。
なお、QUOカードは全国の他の加盟店で引き続き利用可能です。ファミマは、キャッシュレス決済の手数料負担が重いとして、ファミペイか現金での支払いを推奨する姿勢を明示しています。
ファミリーマートがQUOカードの取り扱いを終了する決定は、キャッシュレス決済における店舗側の手数料負担を浮き彫りにします。コンビニエンスストア業界において、オペレーションの効率や経済的な側面が優先される背景には、各店舗が抱えるコストの厳しさがあります。手数料の削減を図りつつ現金かファミペイ決済を推奨するこの動きは、キャッシュレス化への全面的な方向転換を示すものとは一概に言えませんが、消費者が便利さを享受しながらも、その裏で店舗が負担する手数料に対して考えさせられる瞬間です。それが経営の維持や業界全体の進化につながるのか、一旦立ち止まり、手数料体系の見直しが必要なのかもしれません。
ファミマの決断は、他社がどのように応答するかという新たな局面を呼び起こす契機になるでしょう。
ネットからのコメント
1、正直今のコンビニは店内調理なども増え、やることが多すぎるように感じるのでアルバイトを選ぶときにも大変そうと避ける人も多そうですね。コンビニの人手不足も感じるようになってきましたので仕事を簡略化して効率を上げることはとてもいいように思います
2、さらにあまり紹介されていませんがJALカードの特約店からも脱退しています。QUOカードの機器類が更新期に来ており、そこで止めるとの判断なのでしょうが、今後恐らくPayPayも取り扱いを終了し自社の「ファミペイ」だけにしたいのでしょうね。
3、まぁクオカードの場合は、磁気を読み込む機械の老朽化で更新するにはお金かかるからじゃないかな?電車の自動改札機も、磁気乗車券からQRコードの乗車券になるのも 磁気データーを読み込む部分が複雑だから。それに近いかな?Tカードも物理カード読み込みも磁気リーダーを極力使いたくないからだと思う
4、ローソンと全く逆の戦略。
ローソンは囲い込みすぎると客離れするので、様々な決済手段を取り入れる。ファミマはファミペイに囲い込みを強化。ちょっとやり過ぎて、客がついてきてない感がある
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/72d30bc81fd82f71db0714b19b95fccd8dd45c7a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]