広陵高校の硬式野球部を率いていた中井哲之監督と中井惇一部長が、部内で起きた暴力事案の影響を受けて退任することが発表されました。事件は今年1月に発生し、SNSで拡散されるなどして日本高野連から厳重注意を受けました。その後も別の暴行事案が浮上し、学校は新たな事実を確認できないとしつつも大会運営への支障を考慮し、甲子園2回戦を前に出場を辞退しました。
現時点では警察や第三者委員会が調査を進めており、学校側は新体制を整え、23日に開幕する秋季広島大会への出場を決定しました。中井監督は退任後も学校に残る意向ですが、復帰の可能性も完全には否定されていません。
このような状況下で、学校側の対応は問われています。教育現場での暴力問題は一刻も早く解決すべきであり、特に学校スポーツにおいては倫理観の確立が求められます。現状では、第1に学校は暴力行為を徹底的に調査・解明し、再発防止策を講じる必要があります。第2に指導者や選手に対する教育・啓蒙を強化し、健全なスポーツ文化を育てることが重要です。第3に透明性のある運営を心掛け、地域社会からの信頼を取り戻す動きを進めるべきです。指導者の暴力問題に対する迅速かつ厳正な対応が求められる中で、学校がこれらの課題を真摯に受け止め、改善策を講じることが必須です。
この事件は、スポーツ教育と公共の期待との間にある深いギャップを浮き彫りにし、私たちに価値観の再考を促しています。
ネットからのコメント
1、調査も進行中で具体的な防止策も出していないのにも関わらず、高野連も1、2年生のアンケートで問題が無いのと監督を変えたことで秋の大会の出場を許可しているようですが、学校も高野連も何も反省していないように見える。秋の大会に間にあうようにしたのでしょうか?普通はこれだけ問題になっているのだから辞退したり、高野連もはっきりした防止策を出さないと許可しないのでは。不思議です!アンケートの実施方法も第三者が行ったりしたものでは無く学校側が行ったものを信用する方が無理があると思います。保護者が説明会で何も発言しなかったのも違和感を持ってしまう。暴力事件やいじめ問題を軽視しているように思います。
2、1、2年生にアンケートとったとて。本当のことは言わないでしょう。もう退部する3年生のせいで秋季大会辞退することになったらセンバツの道絶たれるんですから。昨日元日大三監督の小倉さんの記事を読みましたが「大人が変わらなければいけない」という言葉を思い出しました。
結局部内の上下関係を改善していくのは大人たちの責任。このまま「野球さえやっていればいい、できればいい」という考えのまま大人になるんですか、この子たちは。中井前監督が学校に残るということは野球部と切れることはないだろうし3年生の進路にも関わって来るでしょう。学校は中井氏を完全に切ることができない。そこがもう致命的にダメだなと思った。
3、実質「総監督(副校長)」として残る。今後も副校長を慕ってOBのプロ野球選手がやってくる。副校長なので対応もするし、練習も見に来るでしょう。口出しもするでしょう。秋季大会に間に合わわせるための体制変更とはみてとれます。自浄作用が働いていないこの状況での再スタート。広陵が悪い例を作りましたね。高野連は「甘い」組織だと思います。
4、この学校は全てが中途半端。悪いと思ってるから監督退任したし校長は県の副理事退任したんですよね?学校との縁も切るべきだと思いますよ。そして事実確認や被害生徒への謝罪や対応は後任に任せた方がいい。この人たちが学校に関わっている以上改善はしません。自身のことより生徒や関係者のことを真剣に考えて振る舞うべきです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bff452475d2dcf1c8ec6969c4bdba4ff6726b026,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]