事件概要：2023年7月に大手広告代理店が行った1万5000人の視聴者を対象としたテレビCMに関する意識調査の結果が公表された。この調査は全国の老若男女から好きなCMと嫌いなCM、およびその理由を聞くものである。特に嫌われたCMには高畑充希が出演する「めちゃコミック」、村上信五の「bitbank」、バッテリィズの「カップヌードル『叫ぶおじさん篇』」などが挙げられ、その理由として大音量やしつこいリピートが不快だとする意見が多い。

また、「ザ・プレミアム・モルツ」や「楽天モバイル」のCMに対してもネガティブな反応が見られる。

コメント：テレビCMがしばしば批判の的となる理由は、その制作過程にある。視聴者に商品を印象付けるために、音量を高めたり、反復を多用することが一般的だが、その結果、不快感を引き起こすことが少なくない。現状の広告制作は、視聴者の心理的負担を考慮せず、単に目立つことを目的としている点で問題がある。まず、視聴者の生活スタイルや時間帯に配慮した音量調整が必要だ。次に、反復する内容はインパクトがありつつも不快を招かない方法を考案するべきだ。さらに、商品の信頼性を損なうことのない説得力あるコンテンツが求められる。CMが視聴者の支持を得るには、創造性と視聴者への敬意が不可欠だ。テレビCMは広告業界の鏡であり、その創造性が欠けることは媒体全体の価値を低下させる。

問題解決には、視聴者の声に真摯に耳を傾け、その期待に応える柔軟性が求められる。

ネットからのコメント

1、ちびまる子ちゃん２０年後、なんで花輪くん・オダギリジョーだけ年があきらかに違うのかなあ、って思った。広瀬すず・伊藤沙莉と比べたらオダギリジョーって20近く年上だよね

2、まずCMなんだから、商品をちゃんと紹介してくれるのなら良いけど、商品よりも起用タレントや決めゼリフのようなものを前面にだして、それが「圧が強い」「しつこいリピート」に感じるのが嫌ですね。そういうCMに限って「結局何のCMだっけ？」という感じになる。その中で個人手に苦手なのが連作になっているCM。例えば「２０年後のちびまる子ちゃん」のCMのように、連ドラ仕立てになっていると、商品よりもドラマの方に力を入れているようで、「次回に続く」みたいな終わり方をして、それで同じ話を何度も見せられる。

3、昔のCMの方が記憶に残るCMが多かったし、ついつい見入ってしまうようなものも多かった。いまのはガチャガチャし過ぎて頭に入ってこないし逆に拒否反応して切り替えて伏せたくなる。

4、テレビのCMはまだいい方。ユーチューブに流れてくるCMは自分が嫌いなユーチューバーが出てくる。自分はあえて避けてそのチャンネルは見ないようにしてるのにCMで流れてきたら避けようがない。