東京都心の乾燥した気候と強い北風の影響で、火災が続発しています。12日、東京・港区高輪で住宅火災が発生しました。午前10時すぎに木造2階建て住宅が焼け、近隣住民は黒煙が上がる様子を目撃しました。消防隊は迅速に対応し26台のポンプ車を出動、約5時間半で消火しましたが、3棟が焼失、住んでいた高齢女性が怪我を負いました。出火原因はガス爆発で、ガス漏れが疑われています。

専門家はガス配管や器具の老朽化を指摘し、ガス警報器の設置を推奨しています。

この火災は、都市の安全対策に関する深刻な問題を浮き彫りにしています。ガス漏れによる爆発は、住民の安全を脅かす重大な危険であり、古い建物の設備更新や検査の欠如が背景にあります。まず、ガス配管や器具の定期的な点検を法的に義務付け、老朽化した設備の刷新を促進する必要があります。また、住宅内へのガス警報器設置を義務化し、異常時に即座に警報を発する仕組みを整えるべきです。さらに、防災教育を強化し、住民にガス漏れ時の対応策を普及させることが重要です。私たちの社会は、これ以上の人命損失を避けるためには、これらの制度的改善を早急に実施し、安全な居住環境を確保する努力を惜しむべきではありません。この火災は、警鐘として受け止められ、迅速な行動が必要です。

ネットからのコメント

1、炊事も出来るほどしっかりした方だったのかもしれませんが、やはり可能ならば高齢者家庭はIHが無難と思います。あと実母も義母もですが、ある程度の歳になるとどちらも鼻が悪くなって臭いに鈍感になりました。なのでガス漏れなどもお年のせいで気が付かなかった可能性もあるかもしれません。

2、この火災は1933年に竣工した歴史的建造物として有名な東京消防庁高輪消防署二本榎出張所のすぐそばで発生しており、そこの職員含めて多くの消防士たちが迅速に消火にあたったおかげで延焼をを免れたが、本当によかった。火災原因は分からないが、カラカラに乾燥している時期なので火の元やタバコなどには本当に気をつけてほしい。そして貴重な歴史的建造物に延焼しなくて本当によかった。

3、老朽化した建物は、ガス漏れが怖いですよね･･･。

ガス管だけ新しく引き直すことも、容易ではありません。建物の壁や床にガス管が埋め込まれていることも多いからです。見た目からして恐らく築60年を超える建物かと思います。築年数が経った古い建物は、建て替えも必要です。

4、都市ガスならマイコンセーフメーターとヒューズコックで中々ガス爆発はしないんだろうけど。ガスがボンベなのかプロパンなのか都市ガスなのかぐらいは知りたいもんですね。高輪だから東京ガスでしょう。