アフリカ開発会議(TICAD)が20日、横浜で開幕しました。石破首相はインド洋とアフリカを1つの経済圏とみなす「インド洋・アフリカ経済圏イニシアティブ」を発表し、アフリカとの経済連携を強化する方針を示しました。アフリカの成長市場への日本企業進出を促進し、中国の地域での影響力に対抗する狙いです。会議には49か国が参加し、3日間にわたって開催されます。
首相は今回の外交を通じて日本の存在感を高め、続投への理解促進を期待しています。
この戦略的な動きは日本の外交と経済の重要な分岐点に立つものであり、特にアフリカ市場に対するアプローチが注目されます。石破首相が提案する新たな経済圏構想は、アフリカの発展に貢献する一方で、日本の国内経済にも恩恵をもたらすものと考えられます。にもかかわらず、首相に対する党内からの退陣要求が続いており、TICADの成功がこれらの声を払拭するための鍵となるかもしれません。
第1に、今回の構想が成功するためには、具体的な投資計画と資金調達の透明性が求められます。第2に、地域間の経済協力を円滑に進めるため、各国との信頼構築が不可欠です。第3に、日本企業のアフリカ進出におけるリスク管理法制を強化しなければなりません。これらの対策が講じられない限り、日本の国際的立場は脆弱であり、中国との競争に打ち勝つことはできません。
TICADを通じ、日本は持続可能な成長と国際協力のモデルを示す絶好の機会を得ましたが、それを完全に活かすためには、外交戦略をより緻密に構築する必要があります。
ネットからのコメント
1、正直なところ、日本がアフリカの未来を語るよりも、自国の子どもたちが満足に学べず貧困に苦しんでいる現実にもっと目を向けるべきではないでしょうか。もはや「アフリカの子どもに寄付を」という時代ではなく、「日本の恵まれていない子どもたちに寄付を」という時代に向かいつつあります。少子高齢化と格差拡大で国内は衰退の一途、未来を担う世代が希望を失えば、日本の存在感など外交で取り繕っても意味を成さないのではと強く感じます。
2、中国は、西側がほとんど関心を示さなかった時代から一貫してアフリカ投資を続けてきました。その結果、インフラ整備や経済援助の分野で深く根を下ろし、アフリカ諸国にとって中国は不可欠な存在となっています。こうした長年の積み重ねがある以上、日本が今さらグローバルサウスやアフリカ重視を掲げ多額の投資をしても、中国寄りの姿勢を日本寄りに転換させるのは困難だと思います。
日本の対応は後手後手に回っている印象を否めません。
3、この会議の重要性が日本国民に伝わるだろうか。アフリカは今まさに国際社会が大注目する地域。欧米が抜け、その穴に中露が滑り込もうとする中、日本がアジアから「ちょっと待った」をかけたんよ。資源の奪い合いのみならず、輸送ルート確保や安全保障上どの国と親しくしているかは、今後の世界情勢において最も優先順位の高いテーマの一つだ。安保理の非常任理事国でもアフリカ枠が増えると言われている中、日本が主体となってインド・中東・アフリカ圏をまとめられる意味は非常に大きい。必ず会議を成功させて、横浜宣言を出してください。
4、日本はもう米中のATMだろ。米国には関税交渉でいいようにやられ、ビルゲイツに810億円の支援?おそらくこのアフリカ連携って中国からの要請じゃないのか?日本としても中国経由でアフリカ支援してバラマキをする事で中抜き分が議員連中の懐に入る算段なのだろう。与野党ともに消費税やらガソリン税制やらは遅々として進まないのに防衛費は過去最大って、素人目にはマッチポンプにしか映らない。
新興国だったら間違いなく官邸や各政党本部などに向けて暴動がおきるでしょうね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/fae5deb6788c997f37338b44b64026eb9d497b97,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]