中日は8月6日、バンテリンドームナゴヤで行われた阪神戦に延長10回2-3で敗北。これで7月9日以来の借金10、7月18日以来19日ぶりに5位へ後退した。延長10回、4番手・橋本が無死満塁のピンチを招き、マルテが登板。佐藤輝を三振に抑えたが、大山への押し出し死球で決勝点を許した。先発・柳は7回1失点の好投も勝ちに結びつかず、打線は石伊と上林の適時打で一時リードしたが、継投ミスが響いた。
勝負どころでミスが重なる中日の姿には、単なる不運以上の構造的問題が透けて見える。投手の起用策が場当たり的で、継投の意思決定に一貫性がなく、流れを読み切れない采配が目立つ。特に延長10回、前日に被弾した橋本を再登板させ、案の定ピンチを招いてからのマルテ投入。結果的に押し出し死球で敗戦とは、心理面と戦術の両面でリスク管理が甘い証拠だ。
根本には、選手の信頼を得る戦術設計や、プレッシャーに強い場面対応力の育成不足がある。まず、継投判断にデータと状況判断を取り入れたロジカルな運用体制の構築。次に、若手投手に経験を積ませるだけでなく、緊迫場面でのメンタルトレーニングの導入。そして、監督・首脳陣の意思疎通と決断プロセスの透明化も必要だ。
野球は流れのスポーツ。そこで「なぜそこでその選択なのか」と思わせる采配は、観客に絶望を与える。
チーム再建には、技術以前に「判断」の再設計が不可欠だ。
ネットからのコメント
1、この時期にマジック点灯しているチームと勝率5割にできないチーム力の差ですね。色々あるけど…。9回裏ブライト君は打たないかんよ。売り出し中なんだから目立ってレギュラー争いに食い込んでいかないと。でも上林、細川の戦力外やら現役ドラフトでいらっしゃった選手活躍しているは本当に嬉しい。バンテリンが広いからホームランが少ないのではなくパワーがないだけって事が証明されましたね。昨年より確実にいいチームになってるからそこは喜ばしいです。石伊くん、近本刺したのはナイス!
2、また井上采配で負けた。藤嶋が佐藤を迎えた時に一塁が空いてたのになぜ初球から素直に勝負したのか。解説の川上も申告敬遠まではいかないけど際どいところを攻めればと言ってた。昨日も打たれたんだから申告敬遠でもよかった。大敗なら仕方ないけど僅差の逆転負けは采配がダメな証拠。
3、リリーフがみんな自滅していくなあの場面は誰が出ていっても無理そうな気がするから橋本にチャンスを与えてもよかったと思うけど結局昨日の借りを返せなかった橋本も決勝点を与えたマルテも両方が傷つくことになるこれでまた明日以降2人とも使いにくくなる
4、タイガース強いな点差以上の実力差を痛感させられる2連敗このままセントラルを独走するだろうドラゴンズはなかなか厳しいと言わざるを得ないタイガース以外は団子で借金生活しててもまだ諦めるような状況ではないが短期決戦で当たったとしてもタイガースに勝てるセントラルの他球団はないだろなライトスタンドに泣いてるファンもいたがこれが現実だという事だ
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4f61e4f0004807ea36395929e51090232f7549fe,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]