事件概要:2019年4月、東京・池袋で87歳のドライバーが運転する車にはねられ、松永拓也さんの妻・真菜さん(31歳)と長女・莉子ちゃん(3歳)が死亡。松永さんは家族との日常を語り、その後絶望的な状況に直面。しかし、SNSでの誹謗中傷が松永さんをさらに苦しめ、暴力的な言葉や侮辱的な投稿が相次ぎました。警察は誹謗中傷の一部を摘発。
松永さんはシンポジウムでSNS中傷の深刻さを訴え、デジタル暴力の危険性を指摘しました。事故の遺族をさらに傷つけるSNSの現実について議論が呼ばれました。
コメント:松永さんが受けたSNSでの中傷は単なる無礼を超え、社会的に許されるべきではない暴力です。家族を失った痛みに加え、さらに誹謗中傷を受けることは極めて非人道的であり、誰もがその苦しみに対する責任を負うべきです。このような行為は、デジタル空間での人間性の欠如を象徴しており、社会全体で意識改革が必要です。SNS利用者は他者の命を尊重し、発言の責任を持つことが重要です。具体的な解決策として、1)SNSにおける規制強化、2)誹謗中傷行為への厳罰化、3)教育機関でのデジタルマナー教育の推進が必要です。何よりも、命の尊さを再認識し、思いやりを持ったコミュニケーションを心掛けることが、未来の社会にとって必要不可欠です。
ネットからのコメント
1、現代のネット特有の問題の様な扱いにしていますがかなり前からこのような事件、事故の被害者に電話で批判、中傷はあったようです50年くらい前の子供が亡くなった事故で裁判になったが被告、原告双方に批難電話が殺到し訴えを取り下げたこともあったつまりネットだから気軽にそのようなことをする事案も増えたが、人間の本質としてそういう間違った思い込みだけで責めたり中傷したりするものがあるのだろうそのような行いが起きないように報道の仕方や表現、また実名報道などは考えるべきかもしれない
2、誹謗中傷は表現の自由でも何でもなくただの悪質な犯罪なのだから、SNS運営者は裁判所や警察から発信者情報の開示請求があった場合は速やかに応じ、少なくても実刑の刑罰は必要と思う。
3、ネットへの書き込みは匿名ですが、ある意味性善説に基づいているように思います。他人への誹謗中傷のみならず、詐欺まがいのメールなんて来ない日はありません。若干のためらいや不便、またプライバシーの問題はありますが、昔の固定電話のように登録者の所在が分かるような整備が必要ですね。
残念ながらこのままだとさらに悪質巧妙な犯罪から増えるだけです。
4、松永さん「自分の姿を見て、誰かが『安全運転をしよう』と思うことができれば、いつか2人に『命を無駄にしなかったよ』言えるんじゃないか」 その思いから記者会見を開き、社会に向けて発信を始めました。誹謗中傷も多かったことでしょう。社会へ向けての発信という選択をされた松永さんは本当に素晴らしいと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/87de7ecf9f9d58ace1922f21b2d7eed507bd6f07,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]