親子で登山する中で、中央アルプス宝剣岳で行動不能となった事件が報じられています。20代の大学生と50代の会社員の親子は、20日にしらび平から入山し、千畳敷へ向かう途中急峻な崖に遭遇し、進退窮まってしまいました。さらに疲労が重なり、息子が110番で救助を要請しました。長野県警と地元の遭対協が出動し、無事に2人を救助し付近の施設へ収容、幸いにもけがはなく、その後自力で下山しました。
最近、長野県では山岳遭難が頻発しており、県警は「技量に応じたルート選び」、「余裕ある計画」、「適切な体力管理」を心がけるよう注意を促しています。
このニュースを受け、個人の技量や計画不足が原因での遭難が続いていることに対する批判が必要です。まず、急峻な崖に行き当たり行動不能になった現状は、計画や事前の情報収集の怠慢を示す異常な状況です。本来の登山は自然を楽しみながら、適切なリスク管理を行うことが求められますが、その欠如が招いた結果です。この問題の背後には、実際の技量や体力を過信したり、慎重な計画を省略する姿勢が見え隠れします。具体的な改善策としては、まず、事前に詳細なルート情報を確認し、難易度をしっかりと認識すること。次に、疲労や体力を考慮した十分な休憩を登山計画に組み込むこと。そして、技術レベルに応じた同行者を選び、難関ルートには経験豊富なガイドを同行することが望ましいでしょう。
登山はその爽快さとともに危険とも隣り合わせです。自然との対話を楽しむなら、慎重で賢明な判断が不可欠です。それこそが、山と健全に向き合うための基本姿勢です。
ネットからのコメント
1、沢を下ったのか?崖にでたってことは。尾根に上がるのがいいって言うけどそれが正解ともわからんし、無事でよかったねコンパス地図予備バッテリーもろもろ準備してたのかね救助隊のみんなに感謝しなあかんで。彼らも命がけなんだから
2、登れない崖に出会ってしまうのは仕方ないかもしれないが、疲労で直ぐに救助要請は準備が足りない気がする。バリエーションルートに行くなら、その日に行動できなくてもビバークできる準備はするべき。怪我ならともかく、疲れて救助はちょっどいただけない。
3、沢の詰めで出る場所を間違えてしまったようですね。こうなると沢下降してまた別の場所から尾根を上りますが、それもできないとなると、ロープが足りないくらい上に上がってしまったり、下降するのに支点構築が出来ないか、単に技術不足か。沢は登るも下るもルートミスすると命取りになるので、かなり危ないジャンルではあります。
4、通常沢登りは必ず上流部は滝になりますから、垂直の岩登りの技術が必要になります。本流から間違えて支流に入ったとしても岩登りの技量があれば尾根に出られるはずなんですがね。滝ではなく崖と言うのが味噌かな。滝にしても崖にしてもルートファインディング出来なければ、高巻きするか撤退するしか無い。撤退も出来ないのはザイルの用意もしていないと言う事でしょう。沢は基本的には下るものではなく登り切るもの。遭難者には悪いが準備不足、技量不足である事は明白です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/21b01c1a0409424705904321880f5be0106aeb5e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]