7月31日、中国江蘇省蘇州市で、日本人の母親と子供が何者かに襲撃され、母親が殴られ負傷しました。命に別条はないものの、突然の暴力行為により心身に深い衝撃が残ったとみられます。上海の日本総領事館が現在、詳細の確認を進めています。なお、蘇州市では昨年6月にも、日本人親子が中国人の男に刃物で襲われ、近くにいた中国人女性が死亡する事件が発生しています。
反日感情が高まる中での今回の事件に、不安が広がっています。
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再び日本人親子が中国で襲われた。昨年に続き、同じ蘇州市での事件。これは単なる突発的な暴力ではない。反日感情を背景にした社会的リスクが、現実の暴力となって表面化している証左だ。映画や政治イベントによって歴史認識が煽られる一方で、民間レベルでの安全保障は置き去りにされている。問題の本質は、憎悪が公的に容認されつつあることにある。感情の火に油を注ぐ政策や演出が、無防備な市民を標的に変えてしまう。
ではどうすべきか。第一に、日本政府は現地邦人の保護体制を強化し、事件発生地域への警告発出を迅速に行うべきだ。第二に、中国政府に対して、邦人の安全確保を強く求め、事件の迅速な捜査と加害者の処罰を促すべきだ。第三に、感情に流されない歴史教育と相互理解の民間対話を強化する必要がある。
暴力が日常を脅かすなら、それは政治の敗北である。必要なのは憎しみを利用する政策ではなく、安全と尊厳を守る責任ある対応だ。
ネットからのコメント
1、カントリーリスクでしか無い。岩屋はこの事件に対してどう感じているのでしょうか。 反日映画からの80年談話で石破が謝罪とかしなければ良いが。いずれにしても国交を見直す時期にきていると感じる。
2、むしろまだ家族で中国に滞在してることに驚きを隠せない・・・。家族で中国滞在というのは流石にもう諦めた方がいい。単身赴任で行くべき。
3、中国での反日教育が日本人への敵対感情を煽っているのは明白。それを知りながら危機感がまるでないのは異常だ。日本人が襲われる事件が続くのに渡航警戒レベルを上げず、まるで安全が保証されているかのような対応を続ける政府の無責任さに呆れる。外交や経済の都合で国民の安全を軽視し、反日教育の影響を真剣に認めず、リスク評価に反映しない怠慢さは許せない。こんな対応が続く限り、不安は消えない。
4、いまだに家族を連れて中国に行くというのが理解できないアステラスの社員みたいにいつなんの言いがかりで逮捕起訴されるかもわからないのに本人に隙がなくても妻や子供を人質にされることになりかねない
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/164d2b24848a2252118b89cadcbe69b3edceba30,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]