レッドブルの角田裕毅は、2025年F1ハンガリーGPにおいて、マックス・フェルスタッペンと同等のスペックのマシンを与えられていないことに触れ、単純な比較は「アンフェア」と述べた。レッドブルは、フェルスタッペンを中心に戦う体制で、2台目のシートには短期間で交代が多く、ドライバーが自分の実力を示す機会は限られていた。角田は、今季の難しいRB21において、改善が見られるものの、依然としてフェルスタッペンとの差は大きい。
ベルギーGPでは新しいフロアによりパフォーマンスが向上し、予選Q3進出を果たすが、決勝ではピットイン指示の遅れでポイント獲得には至らなかった。角田は、同等のスペックのマシンでの挑戦に希望を持ちながら、自身のペースで着実に進歩を続けている。
角田の立場において、現状の不公平な状況に対する不満が募るのも無理はない。レッドブルがフェルスタッペンを特別視し、セカンドドライバーには限界を設ける体制は、シーズンを通じてフェルスタッペンとの比較を強いる。角田が言うように、まだ彼には同じ条件のマシンが与えられていないのだ。改善の兆しが見える中で、フェルスタッペンの一貫したパフォーマンスに対して、同じレベルで競り合うための支援が必要であり、それが早期に実現することが、チームとドライバー双方にとっての次なる課題となるだろう。
ネットからのコメント
1、フェルスタッペンすらも勝たせることが出来てないのが現状で、まずは勝てるドライバーによせてマシン開発を急ぎ、なんとかフェルスタッペンの分だけ間に合わせるという感じなので仕方のない気がします。フェルスタッペンで効果が見られれば、角田の方にも展開するという流れですし。また改善となれば、フェルスタッペンの方を優先させてしまうので、結局、角田には届かない。前回はたまたまスペアがあって、これ適用したらどうなるか?と試した結果、あれほど順位が上がったというところを見ると、もうマシンのせいだというのは誰から見ても明らかでしょう。
2、ハンガリーGPはレッドブルが苦手な中低速コーナー主体で、逆にマクラーレンは得意なコース。フェルスタッペンは良くて3位狙いだろうし、そこからマシン差と腕の差で0.5秒落ちだと角田はまたQ2が精一杯な状況になりそう。夏休み前最後のレースなので、後半に希望が持てるレースを見せてほしいです。
3、せめてセナに配するゲルハルト・ベルガー、シューマッハに配するルーベンス・バリチェロのように、No.
1に匹敵するとはいわれなくとも、チームにとって必要不可欠なNo.2と評価されるような走りをそろそろ見せて欲しい。その能力は角田選手にあると信じる。
4、本当に現在やれることに集中して欲しい。残念ながら、未来永劫タッペンと同じマシンは手に入らないだろう。それならばあるものでベストを尽くし、他チームに角田のパフォーマンスを見せつけよう。そして『うちの車に角田を乗せればもしや…』って思わせるしか無い。とにかく応援してる。角田の活躍は、人生に置いて数少ない楽しみのひとつなんです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1fd6de410e24d305ae75da57a4b05f308e94ab36,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]