17日早朝、大分市の駐車場で20歳の男性が車の整備中にジャッキが外れ、車の下敷きとなり意識不明の重体に陥りました。事件は午前4時半頃、大分市神崎で発生し、知り合いからの119番通報により発覚。被害者は大分市萩原の会社員で、ジャッキで持ち上げた乗用車の下に入って整備をし、その途中でジャッキが外れたと考えられています。現在、男性は病院で治療中ですが、状態は重体です。
警察は事故原因を明らかにするため、事件当時駐車場にいた知人たちから事情を聴取し、詳細な調査を進めています。
この事故は個人の誤りの可能性がある反面、車整備における安全管理の欠陥を示唆しています。まず、ジャッキ使用による安全の確保について啓発することが急務です。安全性の保証された車整備器具の利用と、その正しい使用法を周知することで、このような事故の発生を未然に防げます。加えて、整備作業時は一人で行わず、もう一人が補助する体制を整えることも推奨されます。最後に、急いで作業を進めることなく、車の安定性を十分に確認してから整備を開始することです。この悲劇は偶然ではなく、予防可能だった可能性がある以上、社会全体での安全意識の高揚が不可欠です。
ネットからのコメント
1、状況がわかりませんが、車載工具のパンタジャッキは簡単に倒れます。
条件が重なれば指一本の力で車両を押すと倒れます。本当に簡易的な車両を持ち上げるツールでしかないです。あげた状態で固定するようには作られていません。車両下部に潜る際は必ずウマをして、更に取り外したホイールなどをかませておくべきです。そのウマが万が一機能しなくなってもタイヤで守られます。2重、3重に対策をしないと危ないです。車両下部に潜る作業はおそらくエンジンマウントか、足回りの整備だったのではないかと思います。どちらも固着しやすいボルトだったり、高トルクで締め付けられてるものです。作業的にも力を加えないといけなくなるのでジャッキ転倒リスクは高まります。
2、駐車場で整備してるくらいだから、趣味で整備してたんでしょう。どんなジャッキを使ってたかもわからないけど、いずれにせよジャッキが外れた(落ちた)時のウマは必要ですね。油圧のちゃんとしたガレージジャッキでも外れて車体が落ちる危険はあるし、油圧だと、故障して油圧が抜けたらジャッキは降りてくる。まして、純正に車載ジャッキならいつ落ちてきても不思議じゃない。
ちょっとしたことでジャッキが倒れます。私の友人は(30年前ですが)ガレージジャッキで車を上げてミカン箱(樹脂のやつ)をウマ代わりに入れてたんですが、ジャッキの油圧が抜けてミカン箱に荷がかかり、ミカン箱が潰れて車の下で身動きが取れなくなってました。幸運にも油圧の抜けがゆっくりだったのと、ミカン箱が一瞬で潰れなかったので大けがする前に助け出されました。車の下に潜るならウマは絶対必要です。買いそろえるのが嫌なら整備に出すべきです。
3、絶対にウマは必須。ジャッキが外れて落ちたって事はウマをしてなかったって事でしょうね。自分はスタッドレスタイヤ交換時しか車は上げないけど、フロアジャッキを使います。使用時は車輪止めをしてから上げて、即座にウマを入れて、ジャッキを緩めて確実に固定されたのを確認します。応急のパンタジャッキの時は、タイヤを車体の下に潜らせて落下に備えるって教習所の座学でも学んだ覚えがあります。
4、昔サーキット走っていたので自分で整備する為に何度もジャッキアップして車体下に潜り込んでましたが必ずウマか外したタイヤを下に置いて作業してました。
一度サーキットでジャッキが外れて倒れる瞬間見ましたが、一瞬の出来事、逃げれる時間なんてないし挟まれたらと思い ゾッとしたことを思い出しました。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/27c03cc335f57fa0b9f7c0d969672b320026d3bb,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]