ロシアのプーチン大統領はアラスカで行われた米ロ首脳会談で、ウクライナのドンバス地方を放棄すれば戦線を凍結し、攻撃を停止すると提案しました。この提案には、ウクライナが東部ドネツク州とルハンシク州をロシアに譲渡することが条件として含まれています。また、プーチン大統領はウクライナのNATO加盟放棄を求めることが停戦への鍵であると主張しています。
ロシアは現在、ルハンシクの大部分とドネツクの75%を掌握しており、国際社会はこれらの地域のロシア領土への編入を認めていません。ゼレンスキー大統領はドンバスの譲渡を拒否し、ウクライナの領土保全を強調していますが、トランプ大統領はロシアとの交渉を促しています。
この状況は広範な国際問題を引き起こしていると言えるでしょう。プーチン大統領の提案は、一見して戦争の終息を目的としていますが、実際にはウクライナの主権と領土を脅かしています。この異常な事態において、世界は目を覚まさなければなりません。もしも領土の引き渡しが行われれば、それは他の国々にも侵略の前例をつくることになります。まず、ウクライナの領土保全を支持する国際的合意を強化する必要があります。次に、ウクライナがNATOを含む防衛的パートナーシップを進められるよう、外交的支援を強くすることが重要です。
そして、国境を守るための具体的な防衛支援を速やかに提供すべきです。歴史は、侵略行為を黙認することが新たな危機を招くことを示しています。自由と正義を擁護するために、世界は今、団結しなければなりません。
ネットからのコメント
1、ウクライナがNATOに加盟するかどうかなんて、主権国家なんだからロシアその他外国からどうこう言われる筋合いはない。領土も元から決まっているんだから、現代社会において戦争の優劣で決めるのもおかしい。たったそれだけのことが通らないのなら、日本も、近隣の強権国家からの侵略に備えて本格的に武装しないとまずいことになるという結論にしかならない。
2、これを認めたら中共の台湾侵攻にお墨付きを与えた事になり日本も対岸の火事では済まされない。トランプはゼレンスキーを恫喝し説得出来なければ武器供与を拒否し匙を投げるのは明白なので、最低条件としてウクライナへの米軍及びNATO軍の駐留を要求しましょう。
3、これじゃ盗ったもの勝ちです。仮にこれで停戦したら、しばらくしてプーチンはウクライナ全土に侵攻を開始するような気がします。
あるいは別の東欧諸国を狙うかもしれません。プーチンの夢は旧ソ連邦の復活です。ナチスドイツのヒットラーと同じやり方です。ヒットラーの夢はアーリア人の帝国を創ることでした。世界はこれを許してはいけないと思います。
4、停戦になったらトランプは自分の成果を誇張して、ノーベル平和賞だと騒ぐのだと思いますが、そもそもトランプなんか出てこなくても、ウクライナがロシアに領土を開け渡せば、停戦になるが、それは認められない、だから停戦にならないわけで。ロシアに侵略を認めさせて、ウクライナの領土を取り返して停戦したら、ノーベル平和賞ですよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4dabfc37f357fdbc1649fdecf7d7b01871568e03,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]