新潟県のJA全農にいがたは、25年産コメの仮渡し金を各JAへ約1.7倍に引き上げ、一般コシヒカリは60キロあたり3万円と発表しました。この大幅な引き上げは、資材費や物流費の高騰、生産コストの上昇を背景にし、生産者の経営強化や県産米の安定供給への要望を考慮したものです。このニュースにより、生産者は喜びと共に価格高騰によるコメ離れを懸念しています。
特に、今後価格が下がった場合、経営への影響や生活者としての負担増が不安視され、農薬を減らすなどの付加価値をつける工夫も必要とされています。
今回の仮渡し金の引き上げは、農業経営に力を与える一方で、コメの価格が高騰することによる消費者のコメ離れを懸念させます。現状、農業における経済的な基盤は脆弱であり、価格の変動によって大きく左右されるのが問題です。農業は生活基盤であり、国の食糧の安定供給には重要な役割を果たしています。しかし、現行の制度が生産者の負担を軽減し、持続可能な経営を保証するものではありません。制度の改善が必要です。具体的な解決策としては、農業経営の補助金の充実、価格変動リスクの分散を図る保険制度の導入、そして持続可能な農業技術の開発支援を促進することが挙げられます。日本の将来的な食糧安全保障のためには、価値の変動に振り回されることのない強靭な農業基盤が求められます。
安定した経営環境があれば、次世代の農業の担い手は確実に増えるでしょう。
ネットからのコメント
1、生産者の立場であれば、まさにこういった意見になるのだろうが、消費者側の立場に立てば、価格高騰が長く続くことを快く思わない人がほとんどだと思う。私は、許容し難く感じているので、備蓄米やカリフォルニア米に切り替えたり、パンや麺類で食事の頻度を増やす対応をとっています。生産者さんのこともありますので、高くなってもお米を買い続ける人も一定数必要だし、実際にもそういった思いやりを持てる人もいるかと思いますので、そういった方にはこのまま買い続けてもらう一方で、私のように、それは経済的に厳しいという人のためにも、リーズナブルな外国産米や低価格帯の米を購入できる選択肢を残して欲しいものです。
2、我が家(高齢者2人)では、出来るだけ米飯を食べないスタイルに変えています。朝は納豆・卵・野菜、昼は麺。夕飯で初めて米飯が出てきますが、麦飯です。それも茶碗半分程度。コメは5キロあれば2ヶ月もちます。皆無では困りますが、コメの購入は最小限に抑えられます。この食生活にはかなり慣れてしまい、全く不満はありませんね。
健康にもいい感じです。皆さんも米離れの生活を考えてみてはいかがですか。1キロ千円の食品なんて、国民食とは言えないですよ。
3、うちは兼業零細なので農業収入はあてにしてないので今回の米価高騰「ラッキー♪」程度の受け止め方ですがこんだけ米価上がっちゃうと米離れも怖いですが、「米を輸入しろ!」の消費者の圧力が高まって輸入全面解禁になっちゃうのが1番怖いまあうちは兼業なので関係ないけど、息子さんが会社辞めて「親父。俺農業継ぐよ!」翌年から輸入解禁。米価暴落。このパターンの可能性結構あると思うんだけどなあ
4、日本のお米は大変美味しく大好きな納豆ご飯は美味しすぎです。ただ、お米価格が以前の2倍以上では購入に躊躇してしまいます。コスト高騰のため農家さんに入るお金が上がる事は理解できますが、中間業者の卸業者さんの取り分が高すぎる印象です。〜2倍以上の高騰はお米だけです。残念ながら2倍以上の米高騰では、米離れに踏み切るしかありません。パン、麺類、海外米も視野に入れています。同じ様な考え方も多いのでは?と思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/42cbc8672a0c586a070a6addf4a3b9d7ac745698,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]