霜降り明星の粗品は、13日に日本テレビ系で放送された「女芸人No.1決定戦 THE W 2025」の審査員を初めて務めた。翌日、自身のYouTubeチャンネルで大会のレベルに対する不満を吐露し、出場する芸人の質を「低い」と評した。特に、実力派「ヨネダ2000」がM-1で決勝進出経験を持つにもかかわらず、「THE W」には出場しない状況を指摘。
賞金1000万円に値しない大会の現状について辛口な批評を展開した。動画内では「1秒も面白くなかった」と断言し、多くの注目を集めた。

粗品のコメントは、単なる大会の現状批判に留まらず、女性芸人の評価体系に対する深刻な問題提起を伴っている。まず、性別による限定大会という発想がすでに芸術の強制された枠組みそのものであり、これが芸人たちの自由な表現を阻んでいることは明白だ。さらに、実力派が出場を避ける現状は、その審査や報酬体系が不透明であり、本来の目的を果たしていないことを示唆する。具体的な改善策としては、まず大会の評価基準を明確化し、芸人の多様性を認めることが急務だ。次に、ジャンルやパフォーマンスを自由に選べる制度を導入することで、真の競争を促進する。そして、審査員の多様性を高めることで、公平な評価が可能となるはずだ。
結局、優秀な芸人たちが活躍できる場を提供することで、芸術の未来を切り拓くことができる。それが芸人たちの創造性が最大限に尊重される環境であるべきだ。
ネットからのコメント
1、M-1に比べてかなり限られた人しか出場できない上に漫才かコントかを選べる大会なのに、賞金は同額。それは疑問符がつくよ。M-1だって初期は決勝で厳しい評価が下されていた。その中で結果を出したい一心で全体のレベルが上がっていったと思う。女性芸人が活躍できる場としての大会価値はあると思うから、Wも回数を経ながら進化していってほしい。
2、本戦なのにコンビでレベル差あり過ぎたのがまず層の薄さを感じさせた。次に何を持って面白いとするのか。テンポとか韻とかワードセンスとか、技術的に面白いかどうかが粗品の言わんとする所かなと思う。ただ、聞き手側にセンス求めるのも違う気もする。それらを差し引いても、1年目なのにとかいうドラマじゃなくて、全女性芸人が憧れるような大会の価値向上目指さないなら、てっぺん目指さない2軍以下のお遊戯会になってしまう。女性へのチャンスのつもりでしているジェンダー分けがかえってWは格下みたいになっているのが残念。
トップクラスで戦える女性コンビも複数いるんだし、そこに出てもらえないなら、Wは裾野拡大のためのアンダーカテゴリーにした方がいいのでは?とも思う。
3、一番大本を辿ればTHE W立ち上げの時に山田邦子が参加を表明したけど大会の趣旨を聞いて辞退したその事を考えると今のTHE Wというか初回からの方針はどうなんでしょうかね?という疑問符は見てる側からしてもあります特にお笑いに関して言えば世間的には男女差があって当然みたいに言われてるけど実際そんな事無いと思うそれこそ上沼さんだって女性コンビで第一線で走ってきたワケだし今も現役のやすともさんだって他の同世代の男芸人と遜色なくお笑いやってるそこに匹敵する女性芸人を発掘ないし育てる場として提供するのであればM-1の3回戦にも行けない様な芸人が出るべきだし準決止まりの人を押し上げる粗品の様な審査が必要になるし、優勝したら1000万を自身にもっと努力していく人が勝つ大会でないといけないと思う
4、THE W決勝に出ていた女芸人の人たちはそこで優勝して今後もお笑いの第一線として活躍して行きたいと考えておらず、THE Wを表舞台に出ることのキッカケにしたいだけの人が殆どだと思う。
その証拠に過去優勝した3時のヒロインやオダウエダ、紅しょうがなんて、優勝以降お笑いらしいお笑いはしていない。そう言う人たちを優勝させるから、THE Wの権威もレベルも上がらない。ヨネダ2000も恐らくそれを感じとったんでTHE Wはやめて、M1の方に進んだんだろう。優勝したニッチェやぶるまさんのようなマジでお笑いに取り組んでる人たちが上位に来て今回は良かったと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e27e883712ae2fc00e6efffc0c005f10cda55d97,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]