日銀は12月18、19日に金融政策決定会合を開き、政策金利を0.75%に引き上げる方針を固めたことがわかった。これは、1995年9月以来の高水準である。高市首相は、円安や長期金利の上昇への警戒心から利上げを容認する姿勢を示しており、財務相もこれに同意している。この利上げ決定は、高市政権が金融政策の正常化を再開する機運を高めた影響がある。
市場ではすでにこの利上げを織り込み済みであり、今後の焦点は利上げをどの水準まで継続できるかに移っている。政策金利を1.5%に到達させるためには、今後も0.25%の利上げを継続することが考えられている。
高市政権が金融政策の正常化に踏み切った背景には、円安や物価の高騰があり、この方針の転換がもたらす影響は重要です。政策金利の引き上げには慎重な判断と綿密な戦略が欠かせません。まず、日銀は透明性を持って、利上げの目的と予期する経済効果を詳細に説明し、市民の理解を促進する必要があります。そして、金融市場の安定を確保するため、多角的な政策アプローチが求められます。例えば、物価上昇に対応するための消費者支援策や、小規模企業への資金供給を強化することが望ましいでしょう。さらに、利上げと市場動向を見極めつつ、段階的な実行が不可欠です。この政策決定は、経済の健全性を守るための正念場であり、将来の持続的な成長に向けて強固な基盤を築く機会となるはずです。構造改革の深化が必要です。
ネットからのコメント
1、日銀の長期化した低金利政策が円安とインフレを招いたことは明らかですから、多くの消費者の生活を考えれば当然の利上げです。
しかしまだまだ諸外国との金利差がありますから、世界標準の金利に近づける金融政策が必要でしょう。
2、高市政権になってから十円弱ぐらい円安が進んでいます。そして、日銀は利上げ観測を行って、高市政権も利上げを認めており、利上げが進めば日米の金利差が縮まるにも関わらず、円安に歯止めが掛からない現象が起きているのは、由々しき事だと思います。高市氏は、自らの政策だけでマーケットは動かないと仰っておりますが、高市氏の補正などの政策で、マーケットが影響を受けていることを、自覚すべきだと思います。
3、望まれるのは世界からの信頼される金融政策です。そういう意味ではいいこと。円高インパクトを狙うならもう少し上げないといけない。でも大切なのは不景気になった時、金融緩和の余地を作っておくこと。日銀がETF を買うみたいなことをやらなくてもいいようにしてほしい。そういう意味で、大切なのは日銀の独立性。
4、今回は、中立金利の設定値の中で、ターミナルレートが出てくるかもしれない、でも多分濁した言い方だろうが。日銀は昨年の7月の失敗もあるので、強気に出てくるだろう。
連続利上げはするだろう。金利は確実に上がると思います。ローン組んでいる方は要注目ですね。ただ、この記事のような、半年に1度はゆるいですね、もちろん消費者指数を見ていくが、実質金利が判定材料になる。実質金利をプラスに持っていき、さらに上振れさせるまで金利は上げていくのではないか。0.25%の連続利上げ、来年1月、3月もありそうだ。金利が上がると、円高効果や経済対策もあり物価高は少し収まるのでは、消費意欲は向上する。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/3345982da78e3c1a2b0630807516aa6074761430,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]