中国の国連大使、傅国連大使は、国連安全保障理事会の会合で、高市首相の台湾に関する発言について批判を展開しました。大使は、日本が台湾に軍事的に関与する可能性を示唆した発言が、アジアおよび国際的な平和に「深刻なリスクをもたらす」として、発言の撤回を求めました。これに対し、台湾に対する中国の立場を明確にし、日本の関与を断固として拒絶する姿勢を示しています。
このような中国の動きは、国連総会や国連事務総長への書簡を通じても続けられており、日本側の対応に対する圧力を強めています。

この件で浮き彫りになるのは、地域的な緊張がどのように国際的な場に波及するかということです。まず、高市首相の発言が外交上の配慮を欠き、地域の安定を脅かしていると感じざるを得ません。台湾問題は、中国にとって非常に敏感なテーマであり、公式な発言がどれほど大きな影響を持つか、明確に理解しているべきです。二国間の主要な対話ルートの再開、周辺諸国および国際社会への真摯な姿勢の表明、そして平和的対話の促進に向けた努力が今後求められます。日本と中国の関係により深い相互理解を育むことで、より安定したアジアの平和を目指すことが、両国の国益に適う道でしょう。
ネットからのコメント
1、『台湾有事をめぐる高市首相の発言に触れ、「アジアや世界の平和に深刻なリスクをもたらす」などと主張しました。
』 日本の首相の発言は個人的なものとして無視すればいいものを、過剰に反応して日本にさまざまな圧力をかけ、世界の平和のリスクをもたらしているのは中国の方だろう。おかげで中国人観光客が少なくなって、自分としては快適になったと思うが。
2、やれやれ、そもそも台湾は中国ではないし、サンフランシスコ条約破棄した中国に台湾の帰属の根拠もない。中国が軍事的な摂取さえしなければ米軍も自衛隊も何もしないって言ってるのに聞き分け無いのは中国ですよ。アジアや世界に深刻なリスクを起こしてるのは中国ですよ。
3、今回高市首相の発言のおかげで改めて『中国共産党』の異常さを国内外問わず認識された方も多いのではないでしょうか?経済状況の悪化等で以前ほど大きな制裁は出来ない分、王毅外相や国連大使が多くの国の支持を集めようと躍起になっているようですが、『いつものこと』程度にしか見られてないと思いますね。日本国内では、問題だったオーバーツーリズム対策の一環にもなり(ソレも一番問題の国)、彼等が目論む日本国民の高市首相離れでなく、より結束し高市首相支持が強固なものとなっていますよ。
4、高市氏の台湾有事発言から、さらに状況が変わってきました。中国側が気軽に切れるカードは概ね使い切られ、あとは真に身を切ることでしか「嫌がらせ」すらできない状況のように見えます。撤回というか、発言をさらに進めた方がよいかもしれませんね。「従来の立場を踏襲するが、最近の中国による種々の、特に軍事的な威圧行為を省みると、台湾海峡の安定のためには、さらなる努力と国際協力が必要だと考えざるを得ない」あたりかなあ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a454caf195fa893e371679a2c6463a526be94925,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]