12月の築地場外市場は観光目的の来訪を控えるよう、異例の呼びかけがされています。築地場外市場は東京の食を支えてきた場所で、400以上の専門店が集まるプロ向けの問屋街として知られています。近年、外国人観光客の増加により観光スポット化し、ホルモン煮の「きつねや」や玉子焼の「築地 山長」などの人気店には行列ができるほどです。この呼びかけの背景には、年末の人混みで雑踏事故が起こる可能性と、常連客が買い物できなくなることへの懸念があります。
地元の商店は、外国人観光客向けの商品を増やすなど変化しており、業界全体での調整が今後も求められます。

築地場外市場が観光客に12月の来訪控えを呼びかけています。この呼びかけは、多くの観光客が集中することで雑踏事故の危険が増し、常連客の買い物が困難になるという、明確な社会的リスクに対する対応と言えます。しかし、これは制度や管理体制の欠陥を浮き彫りにしているとも言えます。観光名所としてのポテンシャルを持ちながらも、安全性や利便性についての対策がまだ不十分です。市場運営側は、例えば、入場制限の導入、時間ごとの入替え制システムの開発、来訪者を効果的に分散させるための情報提供強化などを検討すべきです。築地の魅力はその活気にあるのに、それが命の危険を伴うものであっては本末転倒です。運営側と訪問者が協力し、安全でありながら楽しい経験を両立させる市場を目指すことが必要です。
ネットからのコメント
1、先日、築地場外市場に行きましたが、2万2000円のインバウン丼を出す店があったりと、完全にインバウンド向けの市場になっていました。私自身は、築地場外市場にうなぎを出す店があったので、そこでランチを食べようと訪問したのですが、なんとそのうなぎの店の店員さんは中国語で呼び込みをしていました。日本人向けの店では無かったのです・・・。そのため、店には入りませんでした。その後、せっかくなので市場全体を見学して回りましたが、9割以上インバウンド観光客でした。タイのバンコクに旅行に行ったときの地元のマーケットに似た感じでしたね。海外の雰囲気を味わいたい方には、よいと思います。私自身は、今後は行くことはないと思います。
2、築地は所用で月数回行きますので、場外に買い物で通ります、立ち食い外人をかき分けながら。暮れももちろん行きます。昔は母と、今はダンナと買い出ししますが、外人はほんと邪魔です。法外な高値でも人気が衰えず、目をつけた非日本人経営が増え続けて、雰囲気はもう築地ではありません。
その中を日本人買い物客相手の店が点々と細々頑張っている感じ。せめて12月だけは閉め出したいが、そうはいかないでしょうから、食べ歩き店を場外オープン禁止にする事ができたらいいわね〜。
3、築地場外の飲食店はコロナ明け後、皆インバウンド価格になってしまった海鮮丼など高いものは軽く6,000円オーバー、ラーメンも5,000円オーバーなど円安によりホテルもレストランもどんどん値上がり、日本人には無理でしょう日本人だけ30年前と平均年収変わらず、世界経済から取り残されてますね
4、築地市場に限らず訪日観光客と地元客とのバランスをどう取るかは難しくなってきている。訪日観光客の中にはゴミを敷地内に適当に捨てたり、 個人の庭に勝手に入ったり、大声で騒いだり、立入禁止区域内には入ったりマナー違反や節度に欠ける人達も多い。訪日外国人からはホテル代や食事代などは日本人の2〜3倍程度の二重価格でも良いのではと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6c977239c65451862f730a1c2fa493045144beff,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]