青森県八戸市の館鼻岸壁朝市は、地震の影響で訪問者数が例年の半数以下に落ち込みました。12月8日に発生した地震後、後発地震注意情報が出され、避難指示を伴う中で開催されました。通常は2万人ほどが集まる朝市ですが、自粛ムードや店舗数の減少も手伝って観光地としての活気が失われています。一方、倒壊の懸念があったNTTのビルについては、早期対応として資材搬入が進行中です。
この状況に対し、来場者は地域飲食店への支援を訴えるなど、復興への期待を募らせています。

この事態は観光地の脆弱性と災害直後の地域経済への影響を浮き彫りにしています。地震発生後の自粛ムードが地域経済に与える深刻な影響には目を向ける必要があります。まず、観光地の復興に向けて災害情報の透明性を高めることが急務といえるでしょう。安全である場所やルートの明確化を迅速に進め、訪問者の不安を取り除くことが観光回復に不可欠です。次に、飲食店や露店の休業補償や被災者の営業継続支援を直接的に実施し、地元経済の底上げを図るべきです。また、海岸沿い施設の耐震構造改革や災害対策の整備も長期的な課題です。このような取り組みは、地域観光の回復だけでなく、住民と訪問者双方に信頼感を育むための鍵となります。
復興を支援するには、「観光は楽しむだけでなく地域社会を支えるもの」という視点が必要です。
社会全体で結束し、地域の強さと復活の希望を築いていくことが求められています。
ネットからのコメント
1、「少なくとも発災後1週間は大地震に注意せよ」と国が言っているんだから、「半減!」と言ったってどうしようもないだろう。青森はこれから寒くなるけど食べ物が美味しくなる時期。魚介はもちろん、鶏もシャモロックなんてかなり美味い。まずは、今は出来うる限りのことをして万一に備える。それからは、みんなで八戸に美味しいものを食べに行こう!といった報道が出来ないものかな。青森テレビが来週以降、「八戸頑張れ」という特集番組を組んだっていい。ローカル番組でこの市場のものを買ってプレゼントしたっていいだろう。今は我慢のとき。鉄塔だってまだ解決していない。地元の人もわかっているんじゃないかな。
2、余震と思われる地震が続いているようなので観光客が減ってしまうのは仕方がないことでしょうね。ここで政府や県が市場が衰退しないようにしっかり支援してあげてほしいです。早く一連の地震が落ち着いて平和な日常が戻りますよう。
3、むしろ後発地震注意報が出ている中で、観光客が全く減っていなかったら危機意識無さ過ぎて大問題でしょう今は仕方ありません、事態が落ち着いたら官民挙げて支援するしかないのです
4、八戸線の不通に加え、岸壁でのイベントですから余震→津波発生のリスクも高く来場者は特に警戒するでしょう。毎年冬季は寒すぎてこの場所での朝市開催は中止になるので、来春には通常営業できる事を願います。地場の海産物、農産物の販売や地元アイドルのパフォーマンスもあり日本有数の活気ある朝市かと思います。興味ある方は来春以降ぜひ訪れてみて下さい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e0b3255f5d6d9ad3479583ec04db5685cc1d8442,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]