事件概要：この記事は、元プロ野球監督の廣岡達朗氏が、現在のプロ野球のオールスターゲームの形式や、球団の運営、選手の育成方法について批判を展開した内容です。廣岡氏は、オールスターの中継スタイルが楽しさを重視しすぎており、真剣勝負が欠けていると指摘。特にセ・リーグの態度に対して不満を表明し、今季のオールスターでパ・リーグに2連敗したことを例に挙げました。

さらに、阪神チームのプレーや選手の成長に触れ、捕手や監督の姿勢についても改善点を指摘しています。記事全体では、現在の球界の運営や選手育成のあり方を厳しく批評しています。

コメント：プロ野球の現状を鋭く指摘したこの意見は、制度と文化の問題に対して鋭い批判を投げかけています。オールスターゲームがエンタメ重視になりすぎ、選手やファンが「楽しさ」を履き違え、真剣さを欠いた試合運営になっているのは問題です。特に、セ・リーグのオールスターでの2連敗は、ただ単に弱さを示すだけでなく、プロスポーツとしての基本的な姿勢の欠如を露呈しています。このような状況は、選手個々の努力だけでなく、球団や監督の姿勢にも関わってきます。例えば、監督がすぐに補強に走るのではなく、教育を通じて選手の成長を促進することが重要です。

また、捕手が投手に対してもっと責任感を持ち、投手を育てる意識を高めることが求められます。現状の球界制度は、甘やかされすぎており、競争を作り出すことこそがチームや選手の成長を促す鍵となるでしょう。

ネットからのコメント

1、広岡達郎氏のコラムの中で、うなずけるコメントがありました。かつてマウンドに立つていましたが、一番嫌な事は、キャッチーャーからの返球が大きく逸れる事でした。ましてやジャンプしての捕球は、体力の消耗も考え特に嫌でした。今子供達を指導していますが、キャッチボールの基本は相手の取りやすい球を投げることを重視しています。

2、オールスターの部分に関しては廣岡さんの言うことも理解出来ます。個人的にも20年-30年くらい前はオールスターを楽しみにしてたが、いつからかNPBの催しの中でもっとも興味がない興行になってしまいました。お祭りなんで別に大したことではないのですが、なんかちょっと違う方向性に進んでしまったような感覚はどうしてもありますね。

3、小幡は守備が良いと言う高い評価でドラフト２位で入団している。

なのに、打撃が良くないからと言われて長い間２軍のレギュラーとなっていた。岡田監督が小幡の守備と肩の強さを買い、木浪と競わせたが、木浪の打撃パフォーマンスに負けて昨年まででスタメンの数は数えるほどだった。今年も開幕は木浪だったのはやはり打撃力に問題だったからだと思って、長打狙いのようなスイングをして狭い東京ドームで３本ホームランが打てた。その後はやはり打撃も大振りが目立ち、いつもの淡白な打撃に戻り、スタメンを外されている。要するに、小幡は佐藤のような打撃をしようとしたら結果が悪くなるだけなのに、相変わらずその打撃を続けるから打撃向上とならないわけで、もうちょっと熊谷のような粘って何としても塁に出るような食らいつくような打撃をしない限り、今年も常時スタメンは難しいと思う。いつ、本人が気付くかだ。

4、色々なお叱りの中で、小幡くんのくだりは、まさにその通りと。反応で打てたホームランは良いが、最初からすくい上げようしたスイングでは甲子園ではモノにならない。ましてや、強打者であることを期待されているわけではなく、必要なのはつなぎの打撃だろう。

そうなると、ショートの頭上や二遊間狙いでっていうことになるのかなと。まあ、本人がどう考えて打っているのかまでは分からないが、打撃よりも守備に疲れが見え始め、足が動いていない。休養的なことで出ていないのだろうが、今のうちに守備から頑張ってほしい。