日本の主力ロケット「H3」8号機の打ち上げが失敗し、約2時間後に南米上空で大気圏に落下した可能性が高いことが報じられました。搭載されていた測位衛星「みちびき」5号機も失われたとされています。日本時間22日午前10時51分に打ち上げられたロケットは、地球を1周した後、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイの国境付近で落下したと見られています。

打ち上げ時の速度は時速約27,000キロメートルで、地球周回に必要な速度を下回っていました。JAXAによれば、人工衛星を保護するカバーの分離時に大きな振動が発生し、第2段ロケットのエンジンが予定より早く燃焼を終了していたとしています。

ロケット打ち上げの失敗は、新技術導入のリスクを突きつけます。JAXAが開発した「H3」8号機の落下は、安全性と確実性を欠いた計画運営への疑問を生じさせます。まず、ロケット設計の再評価を行い、振動や衝撃に対する耐性を強化すべきです。次に、打ち上げ前のシミュレーションを徹底し、潜在的な障害を事前に特定する仕組みを整えることが求められます。さらに、打ち上げ後の飛行データを活用して、リアルタイムで異常を検知できるシステムを導入することが重要です。日本の宇宙開発は革新的であるべきですが、安全性が伴わなければ進歩は意味を持ちません。

この問題は技術的欠陥を指摘するに留まらず、未来の信頼性ある宇宙開発のための確固たる改善を促す契機とするべきです。

ネットからのコメント

1、JAXAも衛星を未だ追跡できないようだし、ロケットと衛星は既に大気圏に落下して燃え尽きてしまったのでしょう。打ち上げ失敗は残念だけど、ロケット本体と衛星が燃え尽きず地上に落下して2次被害が出なくてよかった。

2、生成ＡＩで、ロケットの事を色々聞いたら、このH3ロケットが新しいチャレンジをしている側面を色々と学ぶことができた。膨大なコストで、失敗しないロケットとは少し異なる形態らしいです。もちろん失敗は残念ですが、次の成功を期待するしかない！

3、素人目にはわからんけど、要は失敗したってことだよね。打ち上げも中止したり、二次被害はなかったけど、南米に落下する可能性もあったんじゃないの。海外から見たら危ないもの飛ばすなよって思うだろうな。政府が投資しないとJAXAだけじゃこんなものなんだろうね。宇宙開発ら安全保障上必要な分野だから、税金を無駄にしないように技術の向上に期待するしかない。

4、今回の失敗、単なる技術トラブルで済ませていい話ではない。軍事利用が可能な衛星を搭載したタイミングで重大トラブルが起きるのは、さすがに出来すぎている。偶然だと決めつけるほうが危険だ。宇宙開発はすでに国家安全保障の最前線。内部に悪意ある人間や、他国の影響を受けた工作員が紛れ込んでいる可能性すら想定しないのは、危機管理として甘すぎる。フェアリング分離という核心部分での異常こそ、人為的関与の有無を含め、内部統制・人的管理まで徹底的に洗うべきだ。「予断を持たない」という言葉は便利だが、疑うべき可能性まで封印してはいけない。国の信頼と安全保障がかかっている以上、最悪のケースを想定するのがプロの仕事だ。