日本マクドナルドは8月20日、8月29日に予定されていたハッピーセット「ワンピースカードゲーム」の実施を見送ることを発表しました。これは、ハッピーセット関連施策見直しの一環として行われ、過去のキャンペーンで配布されたおもちゃなどを提供することとなっています。この決定は、8月8日発売の「ポケモン」シリーズでのカード配布に関する混乱を受けたものです。
ポケモンカードの配布時には購入希望者が殺到し、食品廃棄などが問題となり、その後、厳格な購入制限が導入されましたが、SNSでは不満の声が上がり、今回も冷ややかな反応が見られます。マクドナルドはフードロス対策を含め、今後の対応が求められています。
この事例は大手企業の施策がいかに消費者の期待を裏切ったかを示しており、問題の本質は売り手と買い手の間の信頼関係の欠如にあります。マクドナルドははじめから需要予測を誤り、購入制限も適切に実施されなかったため、顧客に不便を強いました。さらに、放置された食品などが示すように、フードロス問題への明確な対策も欠如しています。これを改善するためには、まず購入数の正確な予測と制限を基にキャンペーンを実行すること、次にフードロスを防ぐための具体策を策定すること、最後に消費者の声をもっと積極的に取り入れた施策を実施することが必要です。
企業としての責任と社会的影響を理解し、このような混乱が繰り返されないようにすることが求められます。顧客の期待を裏切らないことこそが、長期的な信頼の証となるでしょう。
ネットからのコメント
1、ハッピーセットのおもちゃは昔みたいなちょっとした子どもが喜びそうなやつとかミニ図鑑やミニ絵本でいいと思うんだけど…。明らかに転売目的にされそうなコラボだと毎回問題が起きますからね。まぁマックも営利企業なので、色々考えてるんだと思うけど、昨今の状況はさすがにどうかと思うな。
2、マクドはもう「ハッピーセット」のおまけで客を引っ張る事に頼らないとマズイ状況なのかな?フードの質を上げたり、新商品出してみたり、そっちに注力して欲しい。だから個人的にはバーガーキングやモスが好き。味も、戦略も。
3、マクドナルドの企業理念がHP上に『ハンバーガーを売ること自体が私たちの目的ではありません。』や『お届けすることを通して、お客様だけではなく、従業員、そして地域の方々に笑顔になっていただくことが私たちの存在意義です。』と謳われているが、ハッピーセット騒動で全て正反対のことをやっていると思いますが。
おまけに地球環境貢献理念のフードロスや社会貢献活動にも反していますよね。マクドナルド本社としては、たかが日本での数回のキャンペーンでの混乱よりも注目度と売り上げが上がれば理念に反しても問題なしとして、時間と共に混乱も消えるだろうという考えでしょう。創業者の藤田田氏は、あの世でどう思っているのでしょうかね。
4、こうなってきますと、全然ハッピーじゃありませんよね。転売屋の為のハッピーセット。そもそも、おもちゃいりますか?どーしても付けたいのなら、かごの中からお好きなのをどうぞ、でいいんじゃないですか?水鉄砲とか子供用アクセサリーとか。年齢的に欲しい子供は取るし、欲しくない子供は取らないし。ハンバーガー店でハンバーガーが食べずに廃棄されて、さらにハッピーセットに関係ない方々が飲食に支障が出るのも問題です。ハンバーガーで勝負してください。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b4751159280616b3812166127f2694f87e3b5159,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]