山崎邦正としてテレビで活躍していた「ヤマちゃん」こと月亭方正は、落語家として新たな道を歩み始め、評価を高めています。彼の芸人人生は、コンビで活動しながらも解散を経験し、ピン芸人としてバラエティに出演する中で、「スベリ芸」としての居場所を見出した過去がある。しかし、芸人としての「スベリ芸」に甘んじた経験に限界を感じ、舞台で新たな挑戦を求めるようになりました。
東野幸治さんの勧めで落語に興味を持ち、桂枝雀のネタに触発され落語の道へ進み始めました。現在、落語に情熱を注ぎ「新喜劇を一人でできる」と感じ、自己実現への新たな一歩を踏み出しています。
月亭方正が語る「スベリ芸」とその響きは多くの人にとってユニークですが、彼の話には個人としての内面的な葛藤が隠れています。芸人としての一座の役割に甘んじることに限界を感じた彼は、芸術的表現の深化を求め、落語の道に踏み出す勇気を持ちました。これは、自己実現を追求し続けるための試みであり、同時に自分の理想像を見失わないための探求です。このプロセスには痛みや不安が伴いましたが、彼の努力と選択は今、多くの人々に勇気を与えるものとなっています。新しい挑戦の中で月亭方正が見せる形と笑いには、観客に新たな視点を提供する力があります。
彼の努力がさらに多くの成功をもたらすことを期待しています。
ネットからのコメント
1、この人の芸の本領はスベリ芸より笑いの神を降ろすミラクルにあったんです。松本人志が山崎邦正を評して曰く「山崎の芸は極めれば極めるほど白帯に近づいていく」だったんですが、まさに本質を捉えた名言だと思います。だから落語家を目指すことを伝えられた時は大いに喜んだそうです。芸を積み重ねる道を自分で選んだことに安心したのでしょう。
2、パソコンに詳しく優秀で、アイドル並のルックスでイケメンとしてモテモテ。それが、ヘタレ、つまらない、スベリ芸人として、イジられシバかれる役割になったのだから、複雑な思いはあっただろう。落語も単なる思いつきで、才能なく挫折や失敗かと思いきや、しっかり努力も勉強して、認められるようになったのは凄い。
落語を始めてから、ガキ使でも進行を務めたり、ツッコミが上手くなったり、お笑いスキルも上がったよね。
3、スベリ芸は誰かが拾ってくれるから笑いになるわけで、ある意味団体芸ですしね。営業だと1人で魅せなきゃいけないですし。岡田さんも津田さんもコンビだから1人じゃないし、漫才とかネタがある。たむけんさんもR-1勝ち抜くくらいのネタは持ってますしね。自分で笑い作れないと営業回れないだろうし、テレビでだっていつかジリ貧になるかもしれないし、気づいた時は怖かったでしょうね。でも、そこを認めるという怖さを乗り越えるのが凄いです。
4、東野さんの先見の明なのか、恐らくは当時の芸能界での立ち位置に悩む方正さんの苦しみを察して一人でできて、他人にチャチャを入れられることなく突き詰められる芸で方正さんが取り組んでこなかった分野の落語がいいんじゃないかって思われたんですかね。元々落語に精通してる素地があったからスッと出せた提案ですからそもそも東野さんもすごいですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e6e99dfac764c9d5e13f0a58e95121e7547e5036,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]