8月19日、福岡県宗像市の「宗像ユリックス」で開催された第66期王位戦七番勝負第4局で、藤井聡太王位と永瀬拓矢九段の対局中に無関係の音声が流れるトラブルが発生しました。トラブルは午前11時35分頃に発生し、藤井が考慮中の際に天井スピーカーから複数の男女の音声が聞こえました。記録員により対局が一時中断され、トラブルの原因は館外の電波を受信した音響設備の誤動作と判明しました。
対局は午後1時30分に再開され、藤井が5連続の王位戴冠を目指して71手目で封じ手を終えました。

この事件が示すのは、公平な競技環境をいかにしっかりと維持するかという重要性です。何よりも、日本将棋連盟や施設管理者が対応した対策の脆弱性が明白です。このような誤動作は非常に稀とはいえ、技術と管理の不備によって発生する可能性はゼロではありません。まずは、設備の更新と受信感度の調整、さらに適切な音響管理体制の確立が必要です。臨時のトラブルシューティング手順の導入も求められます。将棋という歴史ある競技に対し、技術の不備が選手に影響を与えてはならないという信念が再確認されるべきです。この教訓を持ち、将棋会や関連施設は技術面からの信頼性を向上させ、将棋の価値を守るための具体的行動を期待します。
ネットからのコメント
1、今までの対局場に指定されたホテルや旅館などは、何ヵ月も前から準備して、スタッフたちも怠りなく、最善を尽くしているというイメージがあった。今回は総合複合施設らしい。もしかしたら、初めての会場で、不馴れだったかもしれないが、将棋の対局場には不向きな場所だと思う。
2、中田立会人が昼食休憩時間を把握してないのか、藤井王位が「12時半です」と言わなかったら記録係も12時だと思っていて、どうなってんの。タイトル戦だよ、皆気合いが足りないよ!
3、立会いの中田八段は怒っただけです。施設側と対策を練り、対策に動いたのは、三社連合の現場責任者の森本氏です。そもそも、違法無線を拾ったのは今回が初めてではないはずで、施設側が何の対策もしていなかったことが原因だと思います。
4、これでこの会場でのタイトル戦は今後なくなったな。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/749e0aca6c1a98040e9a9e101e28ee1f3ed5ab1c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]