NBAレイカーズの八村塁が10月18日、愛知・IGアリーナで行われた会見で、日本バスケットボール協会に対して公然と批判を行った。彼は自身が主催する「BLACK SAMURAI 2025 THE CAMP」を前に、日本バスケに対する強い願いと共に、協会に対する不満を語った。これまでにも八村は日本バスケットボール協会(JBA)がプレーヤーファーストの精神を欠いていると批判し、「お金目的があるような気がする」などと疑念を表明。
自身の代表での活動が利益を追求するものではなく、強くなることへの思いだと主張し、日本バスケの未来を考え、協会の現状を指摘した。この発言は、彼が日本バスケの躍進を願うからこその批判であることが強調された。
八村塁の批判は、単なる不満の表明を超え、日本バスケットボール協会の制度的問題を浮き彫りにしている。選手第一の精神が欠如していると彼が指摘する一方で、協会の方針が利益優先に映るという懸念を抱いている。これらは競技の発展を阻む要因と捉えられ、根深い課題が潜んでいる。まず、選手育成の取り組みを改善し、競技力向上を図る体制を確立することが求められる。次に、財政透明性を高め、信頼の篤い運営を目指すべきであり、第三に、選手の声が反映される協会の意思決定プロセス改善が必要だ。日本バスケが世界で存在感を示すためには、このような具体的な改革が不可欠であり、彼の指摘は進化のための大きな警鐘と言える。
ネットからのコメント
1、こういった批判ともとられることを勇気を出して助言してくれる選手は貴重な存在だとは思いますこれから日本のバスケが世界と戦ってくために、NBAで戦って感じたこと思ったことを言ってくれていると思うが伝える方法が違うメディアを通してではなく、アメリカに行ってでも本人との話し合いの場を作って、良い方向へ日本のバスケを導いて行って欲しいサッカーも野球も世界と渡り合う今の状況になるまでかなり時間を弄したし、バスケもこれからだと思いますよ
2、プレイヤーの協会に対する発言を「批判」と受け取り、それを封じるようであれば、バスケの日本協会も昔の体質のまま、何も変わっていないのかもね。プレイヤーから苦言を言われれたら、それが表面化する前にもっと対話すべきだったな。
3、協会、リーグ、電通。。。中の人たちを一掃しないと難しいだろうね。今回八村選手がレガシーメディアをほぼシャットアウトしてトークショーやキャンプを行って自分で発信してくれることは本当にありがたい。日本にいるBリーガーには色々としがらみがあって難しいだろうから、裏でサポートしてあげてほしいな。
ファンはついていきますよ、金儲けと権力にしか興味ない大人たちよりも純粋に日本バスケを強くしたいと思っているスターアスリートに。
4、日本のバスケ選手の中でただ一人だけ立ち位置が違う人だからな。バリバリのNBA選手と普通の日本人選手とでは見ている景色が違えば、目指しているものも違う。八村選手が代表に合わせることが難しいのと同様に、日本代表側も八村選手に合わせることが現実的には難しい部分があるということは理解しなければならないだろう。NBAのレイカーズで年俸を何十億と貰っている選手。どう考えても、現在の段階の日本バスケでは手に余る存在で、どう対応していいのか分からないのが本音だろう。1人だけ飛び抜けた存在がいると、正直難しいと思うよ。世界が違いすぎる。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/16fa3439554e4d8f1854be314d785e9d07a20efd,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]