中国の南京で12月13日に行われた南京事件の追悼行事では、旧日本軍が多くの中国人を殺害したとの歴史的事実に対する反省と、軍国主義の復活を許さないというメッセージが発信されました。今年は「抗日戦争勝利80年」という節目でもあり、各地で関連行事が行われています。高市首相による台湾有事をめぐる発言を受け、中国共産党幹部は日本を批判し、戦後秩序を変更しようとする企みは成功しない旨を表明しました。

この日中関係の緊張を受け、中国にある日本大使館は、在留邦人に大きな声で話さないことや、日本人と推測される服装を避けるよう注意を呼びかけています。

歴史的背景と現代の発言が絡み合う今回の出来事は、日中関係の根深い問題を浮き彫りにしています。まず、南京事件自体は歴史的事実として認識されるべきで、その痛ましい過去に対する真摯な反省が求められます。さらに、政治家の軽率な発言が国家間の緊張を更に高める原因となっています。このような状況を改善するには、第一に、政治的指導者が歴史的事実を正しく認識し、それに基づいた発言をすることが不可欠です。第二に、外交ルートを通じた継続的な対話と関係修復の努力が必要です。そして第三に、教育やメディアを通じて、国民が過去を正しく理解し、未来への教訓とする環境を整えることが求められます。

このように、歴史の教訓を社会全体で共有することで、両国はより健全な関係を築くことが可能となるでしょう。

ネットからのコメント

1、それでドイツに話を持ちかけていましたが、ドイツは今年就任したポーランドのカロル・ナブロツキ大統領から日本円で230兆円近い賠償を求められるなど第二次大戦の戦後処理では問題だらけです。当然、ドイツが中国に同意して日本を批判などしたら「それならまずドイツが被害を与えた周辺国に賠償しろ」と言われるのは必然ですが、中国はそういうドイツの事情など知ったことではないのでしょうね。

2、南京事件はなかった、戦後捏造されたことと殆どの日本人は理解している。日本軍に南京事件を起こす動機も能力もなかった。最近我が国では次々と南京事件が無かったことを証明できる資料や写真が発掘されている。中国側が南京事件で我が国を批判すればするほど冤罪の罪を負わされた日本人の対中感情が悪化するだけと理解出来ないのか。

3、最近の日テレには懸念している。テレ朝やTBS寄りになってきたと実感している。いよいよ日本には中立の局が無くなってきた。

ネットで情報を集めている若者と、地上波で情報を得ている高齢者とで世論が分かれているのも納得する。

4、南京事件は当時南京占領直後に南京陥落の一報が抜け駆けで日本本土に出てしまったため、首都占領に伴うセレモニーをする司令官松井大将～この件で戦犯として処刑された～の入城式を予定より早めなければいけなくなり、民間偽装便衣隊やゲリラ掃討を現場が拙速に行ったことにより犠牲者が出たもので、実際入城式時点で処刑者が道端に転がっており松井大将は涙したという。そのため記録が無いので中国側の好きなように大盛りした数字を出されているまぁこれは記録好きの日本軍としてはかなり珍しい例なので、証拠を出しての否定もできず、好きなようにやってもらうしかないが、この機に「軍国主義復活」などとのたまうのは、日本という外国を仮想敵として、バブル後の不況による内政や孤立しつつある外交に対する大衆の不満の目を逸らせようという中国共産党指導部の扇動にすぎないことは日本も発信すべきだろう