日本維新の会の吉村洋文代表は12日に、自民党と共同提出した衆院議員定数削減法案について、国会が17日に会期末を迎えるため「結論を出すまで延長すべきだ」と要求しました。「結論を出さずに終わる政治、決めない国会は真っ平ご免だ」との発言から、この問題への強い意志が伺えます。一方、衆院政治改革特別委員会では企業・団体献金の規制強化を盛り込んだ政治資金規正法改正案の審議が進んでおり、野党側はこの改正案の審議を優先する姿勢を示しています。
吉村氏は両方の法案について採決を求めたが、延長した場合でも成立の可能性は不透明で、与党内では今国会での成立を諦め、来年の通常国会で再度成立を目指す意向もあります。

吉村洋文氏の問題提起は、現状の政治の機能不全を鋭く指摘しています。特に、衆院議員の定数削減という重要な改革が政治資金規正法改正の陰に隠れて審議されない状況は異常と言えます。日本の政治は、決断力と効率性が求められているにもかかわらず、優先順位の混乱がその進展を阻んでいる。この問題の本質は、政治の複雑な優先順位付けにあると考えられ、実際にどちらの法案も国民にとって重要ですが、実行に移せない状況が続いています。解決策として、まずは国民の意見を広く集め、優先順位を明確にすることが必要です。また期限を設けて迅速に議論し、政治の透明性を確保するためのガイドラインを定めること。
そして、国会が法案を緊急時に臨機応変に扱える仕組みを構築することが重要でしょう。このように、政治の本質を問う価値観の対比は、立法不全の構造的な問題に痛烈に迫り、解決策の必要性を訴えています。日本の政治は、今こそ実行力を示すべきときです。
ネットからのコメント
1、自分、吉村さんの議員定数削減案主張には賛成ではありますが、一つ解せないところが…吉村さんは国会議員ではないのに、国会で決めることにいろいろ注文するのは、いかがなものかなぁ、とは思います。ちょっと筋違いに感じます。もう少し、国会議員の共同代表の藤田さんがしっかりしないといけないのでは?とは思います。
2、議員が使う、国民の声、県民の声、市民の声が反映されない。届かない。タウンミーティングを行っている議員を見たことがない。パーティで後援会に入っている国民、県民、市民の声を聞いているだけでは。今の選挙区に拘らずバッサリ決めれば良い。何処の選挙区から出るかは候補者が判断すれば良い。地盤を失いたくない議員が反発しているだけで、しがらみのない選挙区をこの際作って欲しい。
3、今国会で議員削減しないなら、来期でも良いので企業団体献金や公金支出の問題に取り組む時間作れたんじゃないかと思う。自民党が今国会で議員削減取りまとめられないことを維新が想定出来なかったとは思えないし、連立離脱しないなら会期延長もパフォーマンスで、お金の問題に真剣に取り組みたくなかったのかと訝しんでしまう…
4、「国会議員削減」問題よりも、「維新の政治資金の使い方」の方がはるかに大きな問題。まず、こっちを語ってください。会期延長は衆参議長の権限であり、維新の政治資金の問題は代表の吉村さんの責任です。維新のような政治資金の使い方をするので、「議員削減」の話し合いに入れないのですから、責任転嫁しないでください。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5f9125fd23306a9350b87c463071f2fd83c76965,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]