日本では、ランドセルの高騰が深刻な問題となっています。2010年頃から、祖父母や親が子どもと一緒にランドセルを選ぶ「ラン活」という文化が生まれ、価格が高止まりしています。最近では、平均購入価格が約6万円を超え、特に6万5000円以上という価格帯が増えています。ランドセルは実用性や機能性だけでなく、子どもの個性や好みを反映するファッションアイテムへと進化しています。
これに伴い、ファッションブランドも市場に参入し、競争が激化しています。しかし、高額化によりすべての家庭が購入できるわけではないため、補助制度の見直しやランドセルの選択を任意とする案も考慮されています。
ランドセルの高騰は社会的に批判が集中するべき問題です。一見、新しい文化が育まれているように見えますが、それに伴って不公平な側面が存在します。急激な価格上昇の影には、ブランド化されたランドセル市場の影響があり、これが本来の機能性や実用性を越えた過度な消費を助長しています。ランドセルが高価なファッションアイテムとして扱われ、親は子どもにブランドを持たせたいという欲望に駆られています。この状況は、社会格差をさらに広げる懸念があります。まず、制度上の欠陥に焦点を当てるべきです。1つ目の解決策としては、就学援助制度の拡充を図り、ランドセル購入を支援する必要があります。次に、政府はランドセルに対する規制を検討し、高額化を抑制する取り組みを進めるべきです。最後に、ランドセルの選択を任意とし、価格に過度な負担をかけない選択肢を増やすことが求められます。
このような対策がなされない限り、無駄な費用をかけさせられる家族が増えるだけでなく、不公平感も広がりかねません。ランドセルは子どもたちの未来を背負う道具です、それが原因で子どもや家族に負担をかけるのは決して許されるべきではありません。
ネットからのコメント
1、うちのボーイ。売り場に連れて行き、見せたところ、一目で決めて、一度背負って、1分で脱走。これで本当に良いのかと、引きずり戻して見せるも、やはりそれがいいといい、脱走。。。終了。親はお金はいくらでも良いと思っていた。子供が選んだのは型落ち3万円台(元ネは5万くらいだったかな)黒。笑ったけど、本人の意思を尊重してそれを購入し、我が家のラン活5分で終了。現在二年生。本人はとても気に入って使ってます。合皮なので雨でも雪でもぶん投げても強い強い(笑)保証は六年間あるけど、かなり雑に使ってますが、今のところ壊れる気配はないようです。皆様子供の意思をぜひ大切に(*˘︶˘*).。.:*本人気に入れば全てよし。ピカピカの主役が、スペシャルな1つにが出会えますように。
2、今ランドセル高いですよね。子沢山のママさんはリュックが良いと言ってましたが、去年低学年の子が歩道上で車に惹かれて、救急搬送されましたが、ランドセルがクッションになって何もなかったと聞きました。確率では少ないと思うが、今はタブレット持ち帰りもあるし、肩に負担がかからない物が良いと思う。確かに援助がない家庭は痛手だけど、国の援助は必要か?と思う。今は給食の無償化もあるし手当は充分なのでは?正直義務教育だけでもお金がかかるから幼児期に習い事は程々に貯めた方が良い
3、ランドセルの値段は確かに高いものは高いけど、2〜3万代で買えるものもあるし、型落ちや新品同様の中古も今は簡単に手に入る。子供同士はランドセルの値段なんて気にしてないし、大人でもよく分からない。周りを見ていても色もデザインも千差万別です。差別なんて言い出したら、着てる服や他の持ち物や習い事や住んでる家やらキリがない気はする。むしろ、どんどん大きくなることや、タブレットや教科書で重くなって小さな体に負担がかかってることを問題にすべきのような。実際本当に重いし、学校が遠い子は大変だと思う。
今はリュックみたいな軽いランドセルもあるみたいだけど、今後はこういうタイプも増えていくのかな。卒業すると場所とって邪魔でもあるし。
4、今や大手バックメーカー、革製品のメーカーの大半が主戦場をランドセルにしている。特別な買い物として祖父母の力を借りたりして子供のキラキラした笑顔の為に親も頑張ります。私達親世代の頃は幼稚園や保育園に届いたカタログで黒か赤、本革か合皮かを選ぶ程度でどのメーカーも価格は差が少なかったそうです。祖父母の覚えでは価格は3倍くらいになっていると。まぁ40年も経てば物価は上がるでしょうけど。つまみ枝豆さんの意見もごもっともで、子供や親の見栄が入るのは仕方ないですね。どんなに良いものを買っても一年生の時は交通安全の黄色いカバーを付ける、二年生になって剥がした時に自分が気に入って決めたランドセルの外観にはさほど興味が無いのが現状です。メーカーは反対すると思いますが学校指定のランドセルを市町村立小学校にも導入させれば良いのかと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/bb4149479d31ad596c8cde27b7173554cf0f2f11,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]