WTTファイナルズ香港では、張本智和が男子シングルスで優勝し注目された一方、中国の男女エースがまさかの棄権を決定。男子の王楚欽は準決勝前に棄権し、女子の孫穎莎は準決勝中に棄権。これに対し、中国卓球協会は選手の健康を保護するための予防体制を整備し、科学的なサポートを続けると表明。協会はまた、選手を取り巻く世論環境の改善を国民に呼びかけた。

棄権の理由は選手自身や医療陣の判断で、健康を優先した結果と説明している。

中国卓球協会の対応は一見選手の健康を重視する姿勢に見えるが、プロのスポーツにおいて、エースがドタキャンせざるを得ない状況が繰り返されることは、深刻な問題である。本質は、選手の健康管理と競技スケジュールの調整不足にあり、1. 医療チームによる事前の負担分析とケアの強化、2. 選手の自主的な休息とトレーニング時間の柔軟な設定、3. 代替選手育成の計画作成が必要となる。最高峰のスポーツの場で、トップ選手が棄権を余儀なくされることは、競技の健全性を損ねる。選手が長期にわたり最高のパフォーマンスを発揮するためには、協会とファンが共に責任を持ち、選手の健康と成功をしっかりと支える環境を整備することが急務である。

ネットからのコメント

1、トップ選手を棄権させて、国内向けに決勝で日本に負けない状況にしたのだろうな。張本選手がせっかくビッグタイトルを取ったのに、｢あれは○○が棄権したから取れたタイトルだ｣と後からいちゃもん付けられるようにしたのでは？今の日中状況、一般人でもそれくらいは読めるよ。

2、会場の雰囲気から日本人選手は大変やり難かったと思うけど別の意味で中国選手はプレッシャーで潰されそうでやり難かったんじゃないかな　だから怪我とか言うんじゃなくて精神的にノーマルな状態ではなかったのでは　そしてもし負けたらのその後がどうなるのか　想像にかたくない

3、中国の卓球選手はある意味で可哀想ですよね…相当なプレッシャーを背負いながら毎回試合をしてるんでしょう。それこそ日本人に負けたなんて許されないこと…中国人からも誹謗中傷があるでしょうし。あの偏った極端な応援は逆に中国人選手を苦しめることにも繋がる。女子テニスの中国人選手が母国開催での中国人の観戦マナーについて会見で批判したことがある。節度を持った応援をして欲しいと。海外を転戦するアスリートは海外基準のちゃんとした考えを持ってるんですよね。

国内のマナーがそれに全く追いついてない状況。

4、二人揃ってトップが棄権するというのは、きっと何かしらあるんだろう。想像だが、準決勝で張本に負けた林選手は控え室に戻って、コーチ陣から激怒されたかもしれない。頑張っているのにバックに国がついているから、コーチも選手もプレッシャーがきついよね。若い選手は育つ前に、メンタルをやられそう。勝って当たり前の国だから。