2025年7月28日、日本ハムの新庄剛志監督(53)はインスタグラムで、投手が投球時に使用する滑り止め「ロジン」の新型開発を再提案した。これは、ロッテ戦(27日、エスコンフィールド)でロッテの先発投手・田中晴也(21)がロジンを過剰に使用した場面に関連している。
試合中、フランミル・レイエス(30)は田中のロジン使用に対して不快感を示し、伊藤大海(27)の先発時にも「追いロジン」が話題になるなど、ロジンが問題視されていた。新庄監督は、ロジンから白い粉が舞うことが投手と打者双方にとって不便であると指摘し、「手の甲にロジンをつける意味は?」とも言及。新型ロジンの開発と投手への「ポケットに入れて使用」の提案を強調した。
新庄監督が提案する新型ロジンの開発には、スポーツにおける公平性と選手の集中力を守るための切実な必要性がある。ロジンの過剰使用が試合の流れを乱すことは、投手と打者双方に不利益をもたらすという点で深刻だ。特に、手の甲にまでロジンを塗る行為が不自然であり、バッターに対する精神的圧力となり得ることは明白である。
これが試合の公正さを損ない、観客の興奮にも影響を与える可能性がある。
問題の本質は、現在のロジン使用が選手間の「隠れた戦術」として機能していることにある。しかし、試合の公正性を守るためには、規制の見直しとともに、ロジンの量を制限する方法が求められる。具体的には、ロジンの使用に関する明確なガイドラインを設けること、試合前に選手に適切な使用方法を再教育すること、さらには技術的に白い粉が舞わないロジンを開発することが求められる。
選手たちがそのパフォーマンスに集中できる環境を提供するためには、このような細かな改善が必要だ。スポーツマンシップの尊重と、競技の純粋さを守るためには、こうした問題を迅速に解決することが不可欠である。
ネットからのコメント
1、地方球場の固いフェンスの問題とか、野球界のおかしな?常識に対していろいろ提言している新庄さん。その発言は「なるほど」と思わせるものが多く、監督という立場でこういった発言をすることは非常に意味があるし、選手やファンのために繋がることも多い。新庄さんがほんとに野球をよく見ていて、よく考えていることがわかりますね。
それでいて今年は成績も好調。オールスターでもファンや選手を楽しませようと頑張ってくれたし、ほんとにこの人が監督になってよかった。元々は日本ハムファンではないけど応援してます。
2、さすがはビッグボス。着眼点が素晴らしいですね。相撲の塩と一緒で確かにあんなに白煙あげる必要はありませんからね。また風向きによっては野手やランナーも吸い込んでしまって咳き込んでしまうと思います。時代的に改善できるものは改善するべきですね。
3、昨日の試合は、日ハム側も「元祖追いロジン」と言ってもいい伊藤投手ですからロッテの田中投手だけにとやかく言うのはフェアじゃないというのは重々承知の上で言わせてもらえば、あからさまに遅延行為ギリギリのようにやるのはどうかとおもいましたね。ボールを受け取ったらマウンド上のロジンに手を付け、さらにそれを持ち上げてポンポンと手のひら手の甲と付けて、その間何度もバッターの方をちらちら見ながらね。そこでバッターがタイムを掛けてバッターボックス入り直したらまた同じように一からロジン付け直しみたいな。レイエス選手がイラついているのを分かってなお一層大袈裟にやっていたように見えました。
ファンとしてはそんな駆け引きあまり見たいものじゃないと思いました。解説の方はロジンに依存していると言っていましたね。負け犬の遠吠えのようで嫌ですが‥。
4、これは新庄監督の考えに賛成。フェアプレーの精神を通すなら、こういう姑息なプレーの仕方はどうかと思うし、やはり粉が舞わない物にしていって欲しい。好きなチームの投手が投げてても、『ん?ちょっと粉付け過ぎじゃない?』と思う事もあるし、そんなに必要か?とも思う。バッターからしたらボールは見にくくなるし、フェアではない。商品化されるまで、姑息なプレーにならないように規定を作るっても良いのでは?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9713258b1089af9d6dcc01bfef20b0370efbe29c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]