2025年8月9日から30日まで、KAAT神奈川芸術劇場で上演予定のミュージカル『えんとつ町のプペル』の舞台裏で、西野亮廣がYouTube動画で「予算1億円オーバー」の問題について激怒した。スタッフからの予算オーバー報告を笑いながら伝えられ、西野はこの事態に強い不満を示す。
西野は脚本料と印税を全額カットし、スタッフの時給制を廃止するなど、経費削減に取り組んだ。また、8月12日には急遽追加イベントを実施し、収益化を図った。現在の赤字予想は約1億5000万円だが、舞台に対する情熱でこの危機を乗り越えると予測されている。
今回のミュージカル『えんとつ町のプペル』における予算オーバー問題は、経営の甘さを如実に物語っている。予算オーバーという重大な報告が、スタッフから他人事のように伝えられたことに西野が激怒するのは当然だ。これが「プロフェッショナルな現場」だとは到底思えない。現場で問題が発生した場合、最も重要なのはその問題に真摯に向き合い、迅速に解決策を講じることだ。
本質的には、プロジェクト管理の不備と、労働時間の曖昧さが原因である。
このような状況が発生した背景には、労働環境の整備が不十分であったり、予算管理が甘かったりする点がある。スタッフが「自己申告制」で労働時間を請求するような環境では、コストの無駄が生じやすく、それを適切に管理する経営者の責任が問われる。
具体的な解決策としては、まず、全てのスタッフの労働時間を厳格に管理するシステムの導入が必須だ。また、予算オーバーが発生する前に、もっと細かく予算を把握し、早期に問題を察知できる体制を整えるべきだ。加えて、スタッフとのコミュニケーションを透明化し、互いに責任を持ち合う文化を根付かせることが重要だ。西野が指摘したように、このような危機管理能力が欠けた状態では、プロジェクトの成功は見込めない。
ネットからのコメント
1、元々予算の見立てが甘かったんでしょうね時給制のスタッフが予算超過の主原因みたいな説明になってますが、元々それが前提なのであれば、それで計算してたはずだもん。過去のイベントかなにかのコストを参考に、チケット代から逆算で「これくらいのコストで収まれば利益がこれくらい出るね」という希望的観測で予算見込みしてたとかじゃないかな。
2、クラウドファンディングで毎月、滅茶苦茶稼いでますよみたいなイメージがあり一億は大した事ないと思われていたのだと思います。羽振の良いワンマン社長の典型みたいですね。人の金は、他人にとっては人の物でしかない。その辺りは成功報酬を導入して当事者意識をもたせないと。。予算管理もプロデューサーの仕事のうちかなと思うので、その辺りは西野さんの責任であり、責めるなら自分を責めるべき。
3、仕事は部下に任せるのが大事だが、頼ってはダメ、蓋を開けたら予算オーバーでしたって、その時点で人選もせず丸投げしたでしょうと思ってしまいますね。一般企業ならお金関係は、そうならない様に、もっと事前から打ち合わせもしますし、細かく日当たりで計算したりもします。責任者が責任を取るのが当たり前でしょう
4、1か月前というタイミングになるまで、予算オーバー額が1億円に膨れ上がるまで、気付かなかったってことですか? 報告がなかったということですか?そもそも組織として、管理者としてどうかと思いますが・・・
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/23afc7719abd2b892a29eb179d0eb813e6ee3f10,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]