駅弁業界は現在厳しい状況に直面している。ピーク時には約400社あった駅弁事業者が現在では約82社にまで減少。この減少は特にコンビニエンスストアとの競争が影響しているとされる。広島駅弁当の中島社長は駅弁を「文化」と位置づけ、地域の郷土料理と結び付けた取り組みを推進した。2014年に発足した文化庁の「食文化ストーリー」事業に駅弁が採択され、JR西日本を中心に全国で駅弁の文化的価値を高める活動が進められている。これにより、地域の食文化を駅弁を通じて体験する新たな流れが形成されつつある。経済的逆風の中でも、業界全体で登録無形文化財の認定を目指し、次世代へ受け継ぐ努力が続く。

駅弁業界の衰退を見過ごしてはいけません。この現状は単なる経済的な問題に留まらず、日本の食文化や地域特有の食の継承という大きな課題を浮き彫りにしています。
まず、駅弁業界は独自の「文化」としての認知を高める必要があります。例えば、駅弁を登録無形文化財として登録する取り組みはその一環です。さらに、国や地方自治体、交通機関が一丸となって駅弁業者を支援する制度も必要です。税制優遇や消費者へのプロモーション活動を官民共同で実施することで、地域特有の文化や味を保護し、伝承する責任があります。最後に、消費者自身も積極的に地元の駅弁を選び、食卓での小さな「旅」を楽しむという文化的意識を育むべきです。このような取り組みを通じてこそ、駅弁業界の未来は切り拓かれ、地域の文化が守られていくのです。




ネットからのコメント
1、駅ナカでも美味しいお弁当は多いですが、せっかくの列車旅なら駅弁を選んでしまいます(乗車時間が短い時は駅ナカ弁当を選ぶ事が多いですが)。確かに高い。以前よりかなり高くなりました。ですが、工夫を凝らした容器や包み紙、冷めても美味しく食べられるように調製されたお弁当は、高くてもその価値はあると思います。買う時も、開ける時もワクワクします。駅弁も一つの食文化だと思うので、できる限り長く残って欲しいと思います。
2、昔の列車は速度も遅く、移動するのに時間もかかった。遠出をするのにも鉄道を使っていました。その途中の駅でホームから駅弁を首から下げて売りにくる弁当売りさん。列車の窓をあけて直接購入できていました。移動時間が長いからお腹もすくしねぇ。本当に助かりましたよ。今は列車の速度も上がり、移動時間も短くなりました。
特急列車も増えましたし。しかも今の列車は普通列車の一部を除いて窓が開かない。これじゃあホームの弁当を買うには降りるか、乗降口まで行くしかない。今の鉄道と駅弁は、ホーム上ではリンクしなくなったんですよね。列車に乗る前に買うのがセオリーとなってしまいました。そういうところも駅弁会社の衰退に繋がっていったのかもしれませんね。素人の戯言です。失礼しました。
3、駅弁は魅力的ではあるのですが、今は駅構内や駅前に美味しいお店が沢山ありますからね。あくまで駅弁は列車内で冷めたものを食べるという制限の中での美味しさなので、値段と味のバランス的に不利になると思います。私が1ヶ月に何度も出張するような仕事であれば、その内何度かは駅弁を食べているだろうと思うのですが、実際には新幹線や特急に乗るのは年に数回ぐらいしかなく、であれば美味しい飲食店をチェックする方が良いという判断ですね。駅弁会社がピーク時の2割まで姿を消していく背景を、自ら市場を創造する力がなかったからという分析が出てきますが、新幹線網が発達して乗車時間も短くなり、食堂車や寝台列車がほとんど消えた状況では難しさを感じます。
4、とにかく高過ぎる値段をどうにかしないと。駅弁は成人男性なら2つ食べないと足りないのに1つ1500円は当たり前。それなら乗る前に時間に余裕があればラーメン屋や牛丼屋で食べようとなる。今の時代、新幹線停車駅や特急停車駅であれば駅弁以外の選択肢はいくらでもある。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/93f41e997428bea95dc5ec722d9ff38ebbbbcf9d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]