日本維新の会の奥下剛光衆院議員が、政治資金を自身の管理団体を通じてキャバクラやラウンジに支出した件について釈明を行った。奥下議員は、企業からの要望を聞くために支援者に呼ばれ、訪問せざるを得なかったと説明。しかし、12万円の支出は適切ではないと認識し、返金する意向を示した。吉村代表の指摘を受け、ポケットマネーでの対応が理想であると認めつつ、資金管理団体の役割を強調した。

ただし、国民からの批判を受け止め、資金管理の透明性向上を目指すとしている。

今回の件は根深い制度的欠陥を露呈している。政治資金の透明性が欠如していることで、税金の不正使用や事実上の政治活動資金の誤用が起こりうる状況を許している。これに対して、議員は支援者からの誘いを断る勇気を持つ必要がある。また、資金管理団体の支出基準を厳格化し、飲食費用の支出に一層の注意を図るべきだ。そして、政治資金の収支報告をより詳細に公開し、国民の理解を得られる制度改革を行う必要がある。政治活動に関する支出は税金が一切使われていないと明確に証明できるシステムを構築し、個々の行動が国民の信頼を勝ち取ることにつながっていく。このようにして、政治家と市民との間の信頼が回復されるべきである。

ネットからのコメント

1、キャバクラやラウンジやスナックは困ると先方に伝えておくとかそういう場に呼ばれたら政治資金から払わなければいいだろ。

いくらでも対策はできるのにポケットマネーでは限界というのは言い訳にしか聞こえない。そんなにしょっちゅうキャバクラで話する必要あんのか？政治活動だと言うけどそんな場所で酔っ払いながら話す内容にいかほどの価値があるのかは怪しいもんだ。

2、奥下さんに一票入れた私としては残念としか言いようがありません。長く質疑応答をして、要はお世話になっている企業支援者からお誘いを受けた→店はキャバクラ、ラウンジ。そこで断りづらいのはよくよくわかります。社会通念上、常識的に考えてそうした場所での支出は自己負担するのが適当だと思います。長々話して同情の余地はないです。結果責任ですし、一票投じたこちらとしては残念でならないですし、裏切られた気分です。

3、政治資金は「政治活動のため」に使うことが前提であり、必要性・合理性を説明するハードルが極めて高いと思うのだが。政治家の資質としては一般的に強く疑問視されやすい行為であり、なぜその店でなければいけなかったのか、その店が、政治目的として妥当性があるのかを明確に説明してもらいたい。

公私混同の疑いや透明性の欠如が指摘されても反論のしようがない。少なくともカネの出所は税金だという議員としての自覚が足りないと言われるだろう。弁明をするならば、最初から断るなり、行かなければ良いだけの事だ。

4、藤田共同代表といいこの人といい、「法律的に問題ない」と言うなら貫き通せば良い。その上で、国民に選挙で問えば良いのではないか。だって問題ないと思ってるんでしょ。「返す」と言うくらいならそのまま議員辞職してくれませんかね。こう言う人がいるから、国民は定数削減を意識してしまう。また、今回それを言い出したのは維新… なんだかなぁ…政策に違いがあれども、しっかり国民の為を思い全議員が仕事をしていれば、定数削減とか必要ないのでは…むしろ、こいつらの歳費をしっかりと仕事をしている議員に回してあげてほしい。返して終わりで、そのまま議員報酬や経費をもらい続けることに腹が立つ。