江崎グリコは11月8日、スティック菓子「ポッキーチョコレート」を含むチョコレート製品20品目を自主回収すると発表しました。回収の対象は、賞味期限が2024年5月以降の製品で、総計約600万個に及びます。製品の安全性に問題はないものの、香辛料の匂いが移ったため、本来の風味と異なることが理由です。この問題は物流倉庫の改修工事中にカカオ豆と香辛料を一時同じ場所で保管したことで発生し、消費者からの問い合わせにより判明しました。
返品は着払いで受け付け、商品代金相当のクオカードが返送されます。問い合わせは専用ページおよびお客様センターで対応しています。

批判が必要なケースとして、この件では消費者への対応と商品の管理体制の問題が浮き彫りになっています。まず、物流倉庫の改修工事に伴う一時的な保管場所の選定に問題があります。本来ならば、カカオ豆と香辛料といった異なる匂いを持つ原料が一緒に保管されることは避けるべきでした。今回の事態は、商品の品質やブランド価値に影響を与えかねず、消費者の信頼を失う危険性もあります。
解決策としては、まず一時保管場所の選定基準を見直し、異なる匂いの原料を同じ場所で保管しないようにすること。次に、改修工事など臨時的な状況においてもモニタリング体制を強化し、品質に影響を及ぼす問題を事前に察知する能力を高めること。
最後に、消費者からの問い合わせを受け付ける際の対応を迅速化し、問題が発生した場合には即座に対策を講じることでリスクを最小化することが求められます。
今回の件を通じて、消費者が企業の対応をどう捉えるかは大きな意義を持つことを忘れてはなりません。企業には、社会的な責任を果たしつつ、消費者との信頼関係を深めるための一貫した努力が期待されます。
ネットからのコメント
1、600万個もお菓子を廃棄するのでしょうか・・・。スパイスの香りがついている可能性もあるとのことですが、もったいないと思います。衛生面でも健康面でも食べても問題はないとのことですし、アウトレットで安く売るなど工夫してほしいですね。または、フードバンクに寄付するなどのやり方もあると思います。どうか大切な食べ方を無駄にすることだけは、避けてほしいと思います。
2、些細な香りでも気になる人はいると思うんですが、世の中にはあまり気にしない人もいるので、きちんと明記してネット等で安く売ったらどうでしょう?食べても健康には問題のない品が、こんなに大量に処分されるのは勿体なさすぎると思います。
3、安全性に問題ないのだから、わざわざ回収して処分しなくても何か別の方法で補償することはできないものか。飽食時代の好きなものが最高品質でいつでも手に入るという「当たり前」を変えなくてはいけない。
4、ただ処分するならエコじゃないし安全上問題なければ食べてみたい人もいるだろうし、ロットナンバーを公表して販売すれば意外と売れたりするんじゃないかな
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5953d9001332c9043a79bff64cec92e7d0bdfa59,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]