石破茂前首相が、10月に就任した鈴木憲和農相によってコメ政策が転換されたことに対する疑問を表明しました。石破氏の政権では減反政策を終え、増産方針を示していたが、鈴木農相は「需要に応じた生産が基本」とし政策を一転。昨年のコメ不足に触れた石破氏は、綱渡りの供給状況から価格変動が生じたとして、隠匿や利益追求ではないと説明。さらに、米粉の可能性や市街地に出没するクマ問題、食料自給率の低さも議論に。
食糧安全保障の重要性を強調し、日本のコメ政策が単なる生産調整ではなく国の安全に関わっていると訴えました。

石破茂氏の指摘は、食糧政策の矛盾とその政治的影響を鋭く突くものです。市場原理に基づく「需要に応じた生産」は一見合理的に映るが、それが逆に価格変動を招き、国家の食糧安全保障を危うくする側面を持つことを忘れてはならない。特に日本の食料自給率が38%と低い現状は、非常事態における国民の安全を脅かす懸念材料である。食糧政策の欠陥を見直し、国民の食糧安全保障をいかに守るか再考する必要がある。具体的な対策としては、戦略的備蓄制度の改善、米需給予測の高度化、国際協力による食糧輸入経路の確保を進めるべきだ。これはただの農業政策の見直しにとどまらず、国全体の安全保障を考える上での最優先課題である。こうした観点から政策を推進することが、真の国益につながるのではないだろうか。
ネットからのコメント
1、石破さんはたいていの場合正論を言っていると思う。石破さんが嫌いな人は、正論で指摘されるものだから、なぜか自分のプライドを傷つけられているように感じて石破さんを嫌う。結局、負けてんじゃん、と思う。正論は正論として受け入れて、その次の議論をすればいいのに、それを受け入れられない人がなんと多いことか。
2、高市政権はお米券の配布と米の減産へと政策を転換しました一見すると消費者への支援策のように見えますが長期的に見れば国内の米生産力を弱める方向に働く可能性がありますね石破政権時代の増産政策は食料安全保障の観点からも正しい選択でしたね日本の農業は人口減少や高齢化で厳しい局面にあり減産政策は農家の意欲を削ぎ将来的な供給不足を招くリスクがありますJAの利権を守る方向へ政策を転換したことは消費者や農家の利益よりも組織防衛を優先する姿勢と受け止められかねませんねこれはいずれ高市政権の支持率を下げるアキレス腱となる可能性がありますね
3、確かにそうは思います。日本のお米は需要あると思う。安心安全を売りにしたブランドでいけると思う。
衣食住を脅かされないような対策を願います
4、まあこれには石破氏の言う通りかと思う。コメの問題は少し分かりにくい部分もあるが、鈴木氏に関して言えば、真っ向から石破氏や小泉氏のやり方が間違っていたとの見解だ。更に言えば備蓄米を見た事すら無いと言った。そらそうだ、政治家が行くような店には置いてはいないだろう。更に言えば、お米券を配ってどうする。いざ有事の際には、食料確保が最優先事項。我が国が食料自給率が100%なら問題は無いだろう。石破氏の言う通り防衛力の強化は必要だ。しかしながら、この農相については甚だ疑問がある。JAとの関係性をみても、まあ石破氏も元を正せば農水族だがこの農相も農水族。この点については石破氏の言う通りかとは思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c0d47daf13cce478e53e0de89ae02cc7adc4f287,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]