石破茂首相が続投の意欲を示す中、日本の政治的安定が再び揺らいでいる。自民党と公明党による連立政権は総選挙で惨敗し、15年ぶりに国会の過半数を失うという有権者からの「ノー」が突きつけられた。石破首相は少数政権の組閣を目指しているが、これによる不安定な状況は過去の「回転寿司」政権のように日本の国際的地位低下を繰り返す危険性をはらんでいる。

これにより外交力低下や経済競争力の喪失が懸念され、さらに中国やロシア、北朝鮮に付け入る隙を与えることになる。

石破首相の続投に伴う不安定な政治状況は、問題の根本がどこにあるのかを示している。有権者の信任を得ていない政権の固執は、国際的な信用を失わせ、国内外に混乱と不安を招く。過去の政権交代が日本にどれだけの損失をもたらしたかは歴史が物語っている。これを避けるためには、石破氏が率直に現状を受け入れ、国家の安定を最優先に考える必要がある。

具体的な解決策としては、まず、野党を含む広範な大連立体制を模索し、政治的安定を図ることが重要である。次に、長期的視野に立った経済政策と国際戦略を練り直すことで、国内外の信頼を取り戻す努力をすべきだ。さらに、国民の声を十分に反映させる形での政策決定プロセスを整備することも不可欠だ。

政治的リーダーシップの不在がもたらす影響は甚大である。信頼に基づく強力で安定した政権こそが、混乱した国際情勢の中で日本が求められるものである。石破首相は、この歴史的岐路に立ち、個人的な野心を超えて、真に日本を導くための決断を下すべき時が来ている。国民と国際社会を前にした選択が、日本の未来を大きく左右するだろう。

ネットからのコメント

1、岸田・石破と連続して国民の生活を悪化させたという点では歴史に名を残すことは間違いない。物価高などに対してあまりにも無策であり、また国民ではなく企業を支援するという贔屓ぶりが酷い政権だった。そして石破に関して言えば三連敗という不名誉な結果を叩き出してなお首相の座に居座るという意味で既に殿堂入り十分な実績だ。

2、尖閣、沖縄は中国の領土だと言って連日領海侵犯を繰り返している中国共産党は石破政権の存続を望むとはっきり言ってる。石破支持者はこれをどの様に考えているのだろうか？安倍派の裏金が統一教会がと言ってるけど中国共産党の方が比べ物にならない位の国家的な脅威だと思うのだが。

3、総理大臣になることだけが目的だった石破首相にとって、昨年の総選挙や今回の参院選での敗北は、自身の政権に何の影響もないと考えていると想像される。

民意と乖離しようが、党内から「石破下ろし」が起きようが、支持率が低迷しようが、石破首相は「絶対に辞めない」と意固地なっていると想像される。こんな首相を選出した岸田前首相を始め自民党議員たちこそ、石破首相の対して辞意を表明させるために早急に動く段階に来ている。

4、>真の愛国者なら、個人的な野心を捨てて国家のために身を引くべきまさにその通り。選挙で民意が示されたのだから石破はやめるべき。それが民主主義であり、大前提。あとになって世論調査がどうこう言い出すなら選挙などいらないことになる。世論調査なんてあてにならないことも、恣意的に操作できることもわかっているのだから、そんなものを理由にすべきではない。今回のようなことを見逃せば、今後も駄々こねて辞めないやつが出てきかねない。こうした当たり前のことを言わず、続投を容認するような空気を作り出そうとしているマスコミに強い違和感を覚える。特定秘密保護法のときにも、居酒屋の雑談で捕まるかのようでデタラメを言っていた。時折マスコミは印象操作によって世論誘導をしているのではと感じる時がある。