300字以内の概要:
2026年5月16日に放送された漫才賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~」の決勝戦で、結成18年目の「トット」が「金属バット」を破り4代目王者に輝きました。一方、「金属バット」は異例の構成で決勝ネタを披露。最初の約3分40秒間、ほぼ笑いを排した「凪」の状態からラスト40秒で爆笑を生むという大胆な展開に挑戦。しかし結果は大会最低得点の264点となり準優勝に終わりました。この結果について、彼らが「自分たちのネタを貫いた」のか「別の戦略を試した」のかは明らかにされていませんが、彼らの独自性と芸への真摯な姿勢が観衆に強いインパクトを残したのは確かです。
コメント:
芸を競う場であれど、「金属バット」が見せた決勝のアプローチには賞レースとしての勝利を超えた強烈な美学を感じます。これは単なる「勝敗のための舞台」ではなく、笑いというものの多様性を示す場への挑戦です。ただ、それが「結果」に結びつかなかった要因は、賞レースという土俵の特性と評価基準とのズレにあったのではないでしょうか。
このズレを縮小するためには、賞レースにおける審美眼がどれだけ幅広くなれるかが鍵となります。一方で、笑いの数を競いがちになる今の風潮も再考が必要です。異端とも言えるアプローチが賞賛される文化を育むこと、それが漫才やコントの可能性をさらに広げる第一歩となるはずです。結果は惜しくも準優勝でしたが、「金属バット」が見せた挑戦こそが、漫才という文化の進化にとってかけがえのない一石を投じたと言えるでしょう。
ネットからのコメント
1、M-1でのさや香は新山の独断で優勝の空気が出来てる中での「みせ算」対して金属バットは2人で納得した上で「フライパン」をやったのだと思う。優勝して欲しかったが試合に負けて勝負に勝ったんだと思う。今年は上方漫才大賞で絶好調のM-1王者たくろうを破っての奨励賞受賞したし来年もファイナリストに残って欲しい。
2、金属バットは、自分達が納得してないネタで優勝しても嬉しくない人たちだと思う。賞レース用のネタを作ろうと思えば作れるかもしれないけど、最初からそんなの作る気ないし、持ってない。だから好きな人にしか伝わらないネタもあるだろうけど、その姿勢も含めてやっぱり一番好き。
毎年m1楽屋のカップラーメン箱ごと担いで後輩に持って帰ってた友保さんに、俳優の大東さんが引きこもってた時にドアぶち破りで遊びに来てた小林さん。自分にとっての幸せをちゃんと持ってて、変なテクニックで売れても幸せじゃないのかも。
3、衝撃的な準決勝と決勝でした。準決勝の1試合目で金属バットが獲得した史上最高得点は素晴らしいネタだったと思います。2試合目のリニア、トットの対戦は、得点では金属バットに及ばないものの、『事実上の決勝』と思ってしまうくらいのハイレベルな対戦だったと思います。決勝は、トットからの順番のため、トットは2本連続ネタとなってしまいましたが、一回戦・準決勝とは違うテイストであったため、スゴいなと思いましたが、金属バットはそれをも上回る衝撃ネタを披露し、話題を一気に独占したと思います。勝ったのはトットでしたが、金属バットの笑いセンスと生き様が深く刻まれた大会になりました。個人的にはTHE SECOND史上最高の大会だと思いました。
4、確かに3分以上も笑いが無かったけど、2人の話にみんなが聞き入ってたのも事実。
そういう意味では、面白い漫才だったと思う。落語だって人情噺があるし、笑いがなければいけない訳ではないだろう。「あれ?これ笑いどころがないぞ」って観客が気づいたところからの緊張感はすごかったし、いかにも金属バットが茶化しそうなシニカルな要素をどんどん持ち出して、最後の最後にそれらを全部ぶち撒けるナンセンスなボケをかましたところはとてもアツいと思った。さや香の見せ算と比較する人も多いが、あの宙ぶらりんな感じとは違う、ちゃんと狙いのあるネタだった。試合に負けて勝負に勝った、そんな感じ。また観たいよ、金属バット。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/361c7b92ffeae8190c0649591200a0b105e3d43b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]