中国は日本の台湾支持に対抗するため、欧州での外交活動を積極化している。中国の外交部長である王毅がイギリスとフランスの高官と会談し、第二次世界大戦中に日本帝国に対抗して協力した歴史を引き合いに出して、日本への批判を強めるよう説得を試みた。これは中国が「一つの中国」原則を支持させ、日本を孤立させる意図があると考えられている。
また、中国の習近平国家主席は、米国のトランプ大統領が台湾に対して不安定な姿勢を示す中で、中国の影響力を拡大しようとしている。一方、トランプ政権の不明瞭な外交政策は東アジア地域の同盟国に困惑と不安をもたらし、中国の戦略に有利に働いているとの指摘もある。

このニュースをめぐり、以下のコメントを提示します。
中国が第二次世界大戦の過去を外交の道具として利用し、日本に対する批判を煽る現状は実に問題があります。戦争の歴史を戦略的に引き合いに出す行為は、平和的な国際関係の進展を妨げ、過去の悲劇を繰り返す土台となりかねません。この外交戦略の背後には、国際秩序の再構築を狙う中国の長期的な戦略が見え隠れします。まず、各国が過去の歴史を客観的に理解し、多角的な視点からの歴史認識の共有を推進することが必要です。
次に、対話を通じた平和的解決への道を模索し続けることが不可欠です。また、国際連合や他の多国間協議の場を活用し、公平な議論を確保することも求められます。これらを実行することで、歴史を外交の道具として使うことへのカウンターが可能になるでしょう。歴史を利用した外交が、現在と未来の平和を損なうことのないよう、国際社会は一致して行動すべきです。
ネットからのコメント
1、西側がどのような立場を取ろうとも、中国、ロシア、北朝鮮が日本侵攻して来ても直接介入はしてくれない、何故なら核保有国だから。ウクライナ侵攻で次に狙われる可能性の高い国ですらウクライナに直接介入してない。核保有国になる事が防衛には最大級有効な手段である事が証明されてしまった。対等の立場になって初めて国防のあり方があると思う。にほんはその気になれば1年で核保有国になる事ができ、かつ命中精度はダントツ。お互い無駄な血を流さない為に何が正解なのか全ての選択肢を否定しない時が来たと思う。中国は日本に攻めたくてウズウズしており、話し合いで取りつく島もないのが現状。
2、そもそも戦後の枠組みの基礎であるサンフランシスコ平和条約を認めない中共国がなにを言っているのか、そして、中共のいう抗日戦争なんて、うそっぱちで中共は日本軍と不戦同盟を結び、他方で中華民国国民政府(国民党)とも不戦同盟を結び、勢力の温存を図っていただけだろう。
中共国建国の父、毛沢東でさえ、日本が攻めてこなければ、政権を取れなかった事実は公に6回ほど認めており、中共に戦後秩序を語る資格は一切ない。
3、国際政治の世界では、台湾が独立していることにメリットがあるかないかの方が重要。EUもイギリスも中国の過剰輸出の被害を受けているし、レアメタルの輸出規制や、中国への輸入制限も受けているので、中国が台湾を占領することのデメリットの方が大きい。なので、西側諸国が台湾占領を支持することは無いと思うよ。中国の今までの行いが悪すぎた。
4、日本が台湾支持の立場を明確にした?どの発言をもってそうなるのか?一つの中国は尊重しつつ、中国が台湾を軍事侵攻で統一しようとした際、米国が軍事展開する可能性もあり、日本近海での紛争であり日本の有事に成りかねないと発言しただけ。この見解は過去の日本政府のものと一切変わりない。心情的に台湾支持ではあるとしても、何れかに明確に支持するなんて一切言ってない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0afa262b8d0fd3b09125b98775387dd0d4903d19,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]