事件概要:7月の参議院選挙敗北により少数与党となった自公連立政権は、次期臨時国会で野党との連立を模索。菅義偉元首相が「日本維新の会とのパイプ役」として注目される一方、自民党内では次期総裁選に向け「石破降ろし」を巡る激しい権力争いが展開されている。党内支持率上昇により石破続投を支持する世論もある中、菅氏が「ポスト石破」の新政権として小泉進次郎氏支援に動く可能性が浮上。
今後の焦点は総裁選前倒しとそのタイミングにあり、政局の鍵を握る菅・小泉連合の戦略が注目されている。
コメント:参議院選挙での敗北が引き金となり、自公連立政権に安定性が欠ける現状は、深刻な制度的課題を浮き彫りにしています。参院選で示された民意が政権に反映されず、内部の派閥闘争が国民の利益を蚕食していることは見過ごせません。「石破降ろし」や「キングメーカー争い」に目を奪われる政治家の姿勢は、自党の存続を優先し、公共政策への責任を大きく欠如させています。
この問題の本質は、派閥政治の弊害と、政党内での権力集中が国民主体の政治を阻害している点にあります。具体的には、議会運営の透明性不足、民意を反映する代表選出の欠如、そして短期的権益に囚われた政策決定が挙げられます。一部政党による連立交渉も、地方の声を軽視した中央集権的な構造を露呈しています。
改革案として、①党内派閥の影響力を抑制するための内部民主主義推進、②議会政策の透明化と利害関係を排除するルール設定、③広範な地方代表の参加を促す制度設計が求められます。そして国民は、誰が「キングメーカー」となるかではなく、政権が社会の全体利益を最優先に据えるかどうかを注視すべきです。政治が本来の役割を取り戻すためには、外部からの鋭い監視と内部改革が不可欠です。
ネットからのコメント
1、結局は財務省の言いなりになる人材かどうかだろうな。唯一安倍総理だけが財務省に少し反抗出来た程度。財務省としては安倍総理関係の総理だけは絶対阻止。裏金問題も安倍派以外の裏金はスルー。マスコミにもスルーさせた。森友問題も安倍総理は関係なかったのが証明されたのに、未だにマスコミは謝罪一つしない。如何に財務省が日本や日本人を支配しているか良く分かる。選挙で選ばれていない官僚に支配されている事は民主主義とは言えないと思う。
2、冗談でも進次郎はやめてくれ!テレビ等で質問されても、返答を聞いているとかわいそうになるくらい、質問の内容が理解出来ないのかと思ってしまう。
仮に仮に進次郎が総理になり、各国を首相クラスと会談しても、やり取り出来るのか不安になる。
3、小泉氏には知名度はあるが能力と実績はない。それが昨年の総裁選で国民の知るところとなり、問題は本人がそれを自覚しているかどうかだ。少なくとも農水相として農業改革の実績を上げてからでも遅くはないのではないかという考えがあるかどうかだ。父純一郎氏の五十になるまで待てと言う言葉をどのように理解するかが大事なのではないか。
4、なんだろう、この自民党の終わった感とそれを後押しする時代錯誤のメディアは。政治が若返ることはいいことなのかもしれないが、信念がなく、政策もまともに論じられない人が総裁の最有力とは。昔からみこしは軽いほうがいいと言われるが、軽すぎる。これでは自民の長老どもと官僚にいいようにやられる傀儡政権の誕生で石破と変わらない。官僚に使い捨てをされる自民とそれをよしとする自民。こんなことしかできないのであれば本当に自民はなくなったほうがいい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ded2c04f324ce62d6f4a5a1e1644291aabe9996f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]