国民民主党の玉木雄一郎代表が10月20日、岸谷蘭丸氏のYouTubeチャンネルに出演し、高所得者への支援について語った。玉木氏は物価高の影響が低所得者だけでなく高所得者にも及んでいるとの見解を示し、質問に対し「もちろん」と高所得者支援を肯定。彼は高所得者が普段多額の税金を支払っていることを理由に減税を容認する考えを述べた。

岸谷氏も高額所得者が所得税の最高税率55%を負担している状況を批判し、減税によるインセンティブ向上の重要性を強調。玉木氏は、税率を下げることで高所得者の流出を防ぎ、日本での貢献を促進できると指摘した。

玉木雄一郎氏の発言が示す課題は、税制度の公平性に対する理解の不足と、高所得者への優遇措置の危険性にあります。高所得者の減税を正当化する意見は、累進課税制度の目的を損ね、社会的な不公平を加速させる恐れがあります。現在の制度の問題点として、経済的な不平等の深刻化や、公共サービスの財源確保が挙げられます。まずは1) 所得に応じた合理的な課税基準を再評価し、公平な税負担を実現する。2) 高所得者の海外流出防止策として、社会参加を促すインセンティブの提供を拡充する。3) 低所得者層への支援を優先的に強化し、社会全体の安定化を図ることが急務です。

このような改革により、日本の税制度は真の公平性を取り戻すでしょう。高所得者のみが救済される状況は、公共の利益を犠牲にしており、総合的な見直しが求められます。

ネットからのコメント

1、ほんと、これは凄く思う。岸谷氏ほどの所得は無いけど、頑張って年収1000万を超えたら税率20%、一方で少子化の中で子供４人を育ててる。税金や社会保障費の負担もだけど、養育や家計を維持するのに結構な水準の支出、納税と消費は国に(ひいては社会保障の恩恵を受ける人に対して)結構貢献してると思う。なのに多少所得が高いからと除外しようとする発想や与党政治家発言には辟易する。学費支援なんかも年収で線引き、何人の学費を負担しいるかも考えて欲しいです。こんなコメントすると、好きで子供を作ったとか言うのが必ずいる。なら、将来の担い手を今負担して頑張っている人に対して、担い手を作らない人は将来の社会保障や年金を減らす事に納得して欲しい、それが公平でしょ。

2、普段から現役世代の方を向いて発言しない政治家と、嘘でも現役世代の方を向いて発言する政治家なら、後者のほうが圧倒的に良いでしょう。

もちろん、実現可能な政策を語っているならですけど。世論が圧力になりますからね。マニフェストを守れという。そしてそうした政治家自体も圧力になります。政権を握っている政治家に対して。国民民主党、色々言われてるしやらかしたりもしてるけど、やっぱり穏健な主張もしているし信用できる。頑張ってほしいですね。

3、せめて給付金とか子供手当とかは平等に欲しいよね１億円の収入ある人だってみんなが数万円もらえる時に同じように数万円もらえたらうれしいよ。税金で５０００万円くらい払ってて、給付金とかは所得制限でもらえないって酷い話だと思う。

4、ごもっともなご意見だと思いますし、政策に減税を叫ぶのはは国民にも響きやすいし、耳障りがいい、、、ところで、玉木代表は財務省主計局に配属されていた、バリバリの高級官僚だったのだから、不明朗な算執行や天下り、無駄な特殊法人などなど、官僚組織の闇を知り尽くしているはず、、、将来のことも考えて、本当に無駄なく必要な税や社会保険料を国民が負担するのは、仕方がないと思いますが、その血税や保険料をチューチューしてる輩がいるみたいなので、そこにもしっかりと切り込んでほしいと思います。