仙台市青葉区の「仙台二高前交差点」では、歩車分離式交差点でありながら、平日の午前7時半頃になると歩行者と自転車が独自に斜め横断をする光景が日常化しています。自転車は軽車両として車用信号に従う必要があるため、歩行者信号に従って斜めに横断するのは道路交通法違反となる場面。しかし、多くの人が違反だと認識していないため、現場では混乱が生じています。
斜め横断が常態化する中、高校生や大学生からは自転車との衝突の危険性が指摘され、宮城県警は関係機関と協力し安全対策を検討しています。なお、スクランブル交差点にする可能性は立地条件から低いとされています。

この状況は交通ルールの理解不足と対応策の不備が露呈した問題だと言えます。現状、仙台二高前交差点では斜め横断が違反と知らずに行われている状況が常態化しており、特に自転車のルール違反が目立つのは甚だしい現象です。歩行者でも道路交通法で斜め横断は禁止されていますが、認識の甘さと取り締まり不足を背景に、交差点が危険地帯と化している現状は一刻も早く解決されるべきです。
まず、適切な交通標識の設置と地元住民への周知活動を強化すべきです。次に、自転車利用者に対する定期的な指導や講習を行い、違反行為の抑制を図るべきです。
さらに、交通警察による迅速な取り締まりを行い、違反者に対するペナルティの実施を厳格化すべきです。安全で快適な交通環境を実現するためには、単なる法律遵守を超えた意識改革が必要です。地域社会が一丸となり、問題解決に向けた具体的なアクションが求められます。
ネットからのコメント
1、歩車分離信号は縦方向、横方向、歩行者と1サイクルが三段階に分かれており、歩行者の青信号の時間が短い。対角線方向に行きたかったら、一度の青信号で縦方向と横方向の2回渡る時間がなく、2サイクル待たなくてはいけなくなる。だから斜めに渡る人が出てくる。仕組みを考えた人が歩行者の立場で考えていないのでこういう欠陥が出てくるのだと思います。
2、警察及び法律の言いたいことは分かります。でも、歩車分離式信号で歩行者用信号が青になれば、原則的に横断歩道より内側の交差点内に他の交通手段は入ってこないことになる訳だから、斜めに横断して「何が悪いの?」と思ってしまうことは人情でしょう。「人情でしょう」ということは、つまり、そう思ってしまう人が少なくないということが容易に想像できる訳です。
歩車分離式信号では無いかもしれないけど、歩行者用信号でも「歩行者・自転車専用」という補助標識が付いてる所では自転車の通行も歩行者用信号で規制されるので、補助標識が付いてない所でも、その違いが直ぐに分からなかったりするのも付随問題の一つです。大体、スクランブル交差点と歩車分離式信号交差点の違いを明確に分かってる人は殆どいないと思いますよ。
3、最寄駅前の駅とバスターミナルの間の交差点、まさにこれなんだけど両者が対角に位置してるから斜め横断が横行してる。青信号の1サイクルが短いから変わった瞬間に渡り始めても早歩きか小走りをしないと間に合わない。交差点に斜め横断禁止の立て看板があったところで意味がない。利用者も多いし、立地を考えたらどう考えてもスクランブル化か時間の延長が妥当なんだよな。
4、車歩分離ならば基本、スクランブルで良いでしょ。自転車の危険性を言うならそれは自転車側の責任だし歩道を自転車が走ってる方がよっぽど危ない。歩行者同士の危険性なら例にも出てる渋谷のスクランブル交差点なんかめちゃくちゃ人が多くて危ないんだから何をいまさら⋯。
現行法の理屈はもっともらしくはあるけれど、現実に追いついていない、思考停止だと思う。ただ、規制を緩くして何かあると責任取らないといけなくなるので、誰も改正しようとはしないでしょうね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7faacb3357e619dc6df142025a4a69870bf445f4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]