事件概要

2025年8月11日午前4時20分ごろ、熊本県甲佐町で崖崩れが発生し、車が巻き込まれました。車内には避難しようとしていた家族4人が乗っており、30代の女性とその子供2人（4歳の娘、1歳の息子）は救助されましたが、50代の夫の行方はわからず、捜索が続けられました。土砂災害警戒情報と避難指示が発表された中、捜索開始から約10時間後に現場から1人が発見されたものの、容体は明らかにされていません。

現在も捜索活動は続いています。

コメント

この事故は自然災害に対する対策の重要性を再認識させます。避難が必要な状況下で、家族が命をかけて避難を試みる中で、1名が行方不明となる事態は非常に痛ましいものです。過去の事例を見ても、土砂災害の発生時に家族が避難するための迅速な支援体制や、避難経路の整備が不十分であることが問題となっています。

災害対応においては、以下のような対策が急務です。第一に、避難指示の迅速かつ明確な伝達方法を改善し、地域ごとのリスクに基づいた避難指針を明確に定めること。第二に、土砂災害に特化した早期警戒システムの導入と、地域住民への教育の強化が必要です。最後に、災害時の迅速な救援活動を支えるため、消防やレスキュー隊のさらなる支援体制強化が求められます。

こうした災害に対して、私たちはこれまで以上に備える必要があります。

今後、避難指示や警戒情報が本当に有効に機能するよう、制度改革が必要不可欠です。

ネットからのコメント

1、夜中になってから急に大雨が降ると、避難するにも難しい判断を強いられると思います。甲佐町で土砂災害警戒情報が発表されたのは午前2時5分でした。行方不明の父親が無事に救出されることを祈ります。

2、家に居ても場所に寄っては土砂に流されるかもしれない…だとしたら逃げることが正しいのだろうけど結局車で土砂にって……。車だからもしかしたら扉などに阻まれ空間確保出来てるかな、と期待したいけど他の家族が出てこれたってことは埋まっちゃってる可能性は高いだろうか……。どれ程の年齢の方かは分からないけど助かって欲しいです

3、昨晩玉名市に高齢者避難が出されたのが22時頃でした。親族が住んでいるので心配になり連絡しましたが、夜だし今外に出る方が危険だよねという話になり、自宅にとどまりました。避難場所は車じゃないと行けない距離です。その後2時に目が覚めてニュースを見たら、緊急避難指示に変わっていました。今思うと、避難するのであれば高齢者避難の時に避難すべきでした。

自宅の場所によって、とどまるべきか避難すべきかいつ避難するのかが変わってきます。このご家族もニュースを見てたくさん考えての今避難しようという決断だったはずです。崖崩れに巻き込まれてしまったのは、とても運が悪かったのだと思います。

4、自宅ごと流される映像を見たことがありますので、雨の状況によっては暗い時間帯でも動かざるを得ないでしょう。安全のための避難なのに、このようなことになるとは。どうか無事に戻られますように願います。