大阪・関西万博の運営費収支に関して、大阪府の吉村知事は、8月中にも黒字化の見通しを強調しました。万博のチケットは8月1日時点で約1754万枚が販売されており、1840万枚が損益分岐点となっています。このため、黒字化は目前に迫っているとしています。しかし、博覧会協会の石毛事務総長は、パーク&ライドの利用が当初低調だったことを考慮し、慎重な姿勢を示しました。
パーク&ライドの利用状況は改善されており、今後はシャトルバスの増便も計画されていますが、収支の黒字化は依然として不確実であると述べています。吉村知事と博覧会協会、横山市長の間で、黒字化に対する考え方には温度差があります。
大阪府の吉村知事は、8月中の黒字化を目指し尽力していますが、現実的にはまだ多くの課題が残されています。特にパーク&ライドの利用状況が初期に低迷していたことが収支に影響を及ぼしており、予想以上の利用促進策が必要です。もし万博が予定通りに黒字化することができれば、これは地域経済にとって重要な成果となりますが、そのためには関係者全員の協力と現場での柔軟な対応が不可欠です。
ネットからのコメント
1、黒字見込みの根拠を確認することが重要です。実は吉村さんは実売上額ではなく、チケット販売数ベースで黒字見込みと言っています。
つまりチケット1枚あたりの平均単価が想定より低い場合、チケット販売数ベースで黒字見込みだと言っても実際には黒字にならない可能性が出てきます。具体的に説明すると、採算ラインであるチケット1,800万枚は運営費969億円から逆算した数字です。チケット一枚あたりの平均単価の前提は5,500円程度。子供券が1000円台。拡充した夜間券が3000円。こういったチケットを買う人の割合が増えると平均単価は下がり、必要販売数は増加します。仮に実際のチケット平均単価が5,000円程度なら、チケットは2,000万枚売る必要があります。要するにチケット販売数だけを見ても意味は薄く、実売上を見ることが重要です。
2、万博成功の可否 入場券収入の黒字化ではないです ゴールポストを動かさないで下さい今まで複数の万博担当大臣が毎回言っていたのが 万博開催による日本の経済効果が2.9兆円になると これが達成できるかが 万博成功の可否だと思います
3、協会の要職にある吉村が「個人の考え」と言って楽観論を口にするのはどうかと思う。収支ともに要因が以前より増えているはずであり安易に言うべきではなかった。
どうもこの人は口が軽い。コロナにうがい薬が効く、との発言は忘れない。
4、愛知万博のホームページが残っているので、そこの入場者数の推移を見ると、大阪関西万博が、愛知万博の時と同じかそれ以上の入場者数の推移を辿っている。昨今の「伸び悩み」も愛知万博の入場者数の推移を見ていたら、7月〜8月一週目は、9万人台というのは全く同じ。そうなると、今後は右肩上がりに伸びていくのは確実だし、愛知万博と状況が異なるのは、お盆明けの期間が1ヶ月長いので、駆け込み需要や酷暑を避けた需要の影響で入場者数が多い状況が長く続く可能性が高い。なので、「1800万枚」「2200万人」とか色々な事を言われているけど、どっちにしろ大災害が起きない限り、黒字は達成するのでしょう。こう言うと、周辺インフラ整備も含めたら、赤字という人がいるけど、セントレアは愛知万博の入場料で整備したのかという話になるので、相手にしない方が良いです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1eea34584b9b07911d2a94d522d478dcb67fd4e1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]