有名人通う整体院が突然閉鎖 混乱
2025年7月末、有名人御用達として急成長した整体院Filamentの直営店46店舗が突然営業を停止した。Filamentは当初、宮崎県で創業後、SNSやメディアを活用し、わずか数年で収入が2億7200万円から13億7500万円へ成長。しかし、経営悪化が浮上。株主からは高額役員報酬や不透明な資金管理が告発されていた。
10回分回数券を購入した利用者の未消化分も発生し、顧客や従業員に混乱が拡大。FC店舗は通常営業とされる一方、突然の社内崩壊に対する責任の所在や顧客対応の不備が問われている。
この事態を受け、以下コメントを述べる。
Filamentの突然の閉鎖は、顧客・従業員両者への裏切りとも言えます。「有名人御用達」と営利を追求する姿勢が急成長を生んだ一方で、内部の経営ガバナンスは著しく欠如していました。特に、回数券モデルの破綻で顧客に直接的な金銭被害をもたらしている点を見過ごすわけにはいきません。
本質的な問題の一つは、資金繰り圧迫が早期段階で明らかになりながら、それを顧客と従業員の犠牲の上で放置した経営体制です。また、今回のように個人依存型の企業運営は、代表者の行動が直に組織全体を揺るがすという脆弱性を内包しています。
そして規模拡大の一環で回数券という前払い制度を安易に導入した結果、利用者保護に欠けるビジネスモデルが事態を悪化させたのです。
解決に向けて、まずは管理当局が迅速に動き、未解消の回数券払い戻しなどの顧客被害救済措置を即時講じるべきです。同時に、個人経営企業のガバナンス基準を厳格化し、成長過程での透明性を確保する仕組みを導入する必要があります。さらに、利用者がリスクを事前に把握できるよう、金融商品に準じた消費者保護規制の適用を検討すべきです。
被害者の「努力の代償」が無駄にされてはならない一方、有名人広告の華やかさに隠れた本質的なリスクを見破る目を持つことも、私たち消費者に求められる姿勢なのかもしれません。
ネットからのコメント
1、医師ですが、そもそも“有名人が多く通う” という医療機関ほど怖いものはありません。医科でも“芸能人多数” “日本の名医” などの触れ込みや、TVに出演しているドクターを知り合いの中で何人か知ってますが、業界内では全員漏れなくヤブや不誠実なことで有名です。見事なまでにそういうドクターほどTVや雑誌で取り上げられるものなんだな〜とびっくりするレベルです。
整体院の世界は専門では無いのでよく分かりませんが、おそらく多少は通ずるところがあるのではないでしょうか?
2、回数券で被害に合われた方がいることに対し遺憾に思いますただ、回数券が悪いのではなく消化できないのであれば、事前に連絡し返金対応をすることが必要かと思います骨膜整体など流行らしたいだけの文句をつけている所は、まず怪しいと思ってください大手だから信じるのではなく、ご自身が知識をつけた状態で受けるか受けないかを考えるこれが大切だと思います
3、filament系列で働いてる知人が居ました。30分で8000円、60分で17000円...回数券を買えば1回あたり安く施術出来るらしいですが、倒産ギリギリまでゴリゴリにセールスをして購入させていたみたいなので、計画倒産でしょうね。お客様にはなんの説明も無しに突然の閉店で、電話やLINEにも連絡が出来ず、インスタアカウントも消してホームページからも予約ができない状態。従業員の方たちも給料未払いが続いて苦しい状況だったと思います。しかし、またフランチャイズなどで屋号を変えたりして働こうとしてる元filament系列従業員が沢山居ますが、また単価の高い施術料と回数券ビジネス。
肩甲骨はがしや骨膜美容整体などまた訳のわからない事で再スタートさせてるので、洗脳されてるのでしょうか?これ以上泣き寝入りする被害者の方が増えないよう、初回だけ激安や回数券のある整体には絶対行かないほうが良い。
4、芸能人、有名人がきたからと言って、素晴らしい施術院というわけではないことくらい、大人なら誰でもわかるだろうに。そもそも、いまだに、昭和的発想で売り込む飲食店や施術院があることに、個人的には驚いています
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/398ef85a660017f0b5814cd211a9f233db63ead2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]