ウクライナでは、米露首脳会談後も紛争の停戦が実現されず、市民の間に失望感が広がっている。キーウ時間16日未明に終わった会談に期待を寄せていた市民は、特に若者や戦争に直接影響を受けている家族の声が印象的だった。学生のミハイロ・オストロフスキーさんは停戦が見通せない現状に落胆し、軍人の夫と再会するためにキーウを訪れたオレナ・シュリナさんは会談の開催自体を疑問視した。
ITエンジニアのオレクサンドル・カルチェンコさんは、戦闘の凍結を最善策とし、両国首脳の直接交渉が必要だと指摘する。しかし、現状の打開には至っておらず、人々の不安や犠牲者の増加に歯止めがかかる兆しはない。
ウクライナ市民の失望は、全世界が注視する社会問題に波及しており、批判の必要性が問われます。ロシアの侵略行為による被害が拡大し続ける中、首脳会談が何も変化をもたらさなかったことは不正常と言うほかありません。そもそも侵略を続ける一国の指導者が、国際社会に歓迎されるべきではないという意見も多く、会談自体に疑念を抱く声が聞かれます。問題の本質には、国際社会が人権と安全保障をいかに守るべきかという課題があります。まずは、ウクライナに対する国際的な支援拡充、ロシアへの圧力強化、そして即時停戦を求める声を世界中で上げる必要があります。
これらの具体的な行動が求められ、戦争を止めるために真に効果的な対話が必要とされるでしょう。価値観の対比として、安全と人権の尊重が最重要であり、攻撃と侵略を許さない強い立場が求められるのです。会談の結果に期待を裏切られた市民の声にしっかり耳を傾け、より強固な国際協力が不可欠です。
ネットからのコメント
1、とりあえず停戦、しかし記者会見拒否やトランプのぶすっとした顔見るとロシアの譲歩は無かったかの様に見える。ウクライナに対して「ディールしろ」と言ってるあたりウクライナに譲歩をせまる可能性が高くその場合占領地の譲歩が停戦条件に含まれている今までのロシア側の停戦案と何ら変化がなく憲法違反となるウクライナが飲める可能性はかなり低いだろう。会談後すぐにウクライナに攻撃したロシア側の譲歩など最初から引き出すことなど追加制裁もなしに無理な話だったと言う事ですね。
2、ウクライナ国民がゼレンスキー大統領を選んだ以上、その選択の結果として今の状況を背負わざるを得ないのは厳しい現実ですね。本来なら、プーチン大統領の体制が続く限り、ベラルーシのように中立的に立ち回り、正面から対立を避ける以外に道はなかったはずです。
理不尽な侵略はもちろん許されませんが、同時に外交の選択を誤った代償の大きさも無視できません。国民の命を守ることを最優先にするなら、冷静な現実路線を取るべきでした。
3、制裁を課す気は全く無いことを露呈したばかりか、軍事的支援についても口に出さなかった。何より、無条件停戦など絵空事であり、はじめから想定すりしてなかったのだろう。領土交換などあり得ないお題目を掲げたのもも会談の体裁を保たせるための口実である。挙げ句に領土交渉は当事国同士に委ねると言うもの。評価は0点である。
4、戦争開始から3年半、ウクライナ市民の我慢も限界に近づいているようだ。建前と本音は異なる。日本だって敗戦直前では国民の本音での願いは戦争に勝つことより負けてもいいから空襲を止めて欲しい、夫や我が子に戦地から無事に帰って欲しいだった。私の母も終戦の2日ほど前に知り合いの株屋(証券会社の人間、彼らは情報が早い)から日本が負けそうだと聞き勝ち負けよりもこれで夜も灯りをつけることができるようになるかも内地の基地にいる父が無事に帰るのではと期待したと語っていた。
ゼレンスキーもこの厭戦世論を無視するのは難しいだろう。外国の識者だとか評論家の皆さんは相変わらず建前しか語らないが現に戦争に直面している人々の本音は違う。15日の米ロ首脳会談で停戦へ向けたたたき台はできたと思う。18日のトランプ、ゼレンスキー会談ではゼレンスキーは国民の本音に沿って勇気を持った大胆な譲歩で停戦を実現して欲しと願っている。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6320ac20d362cdebdcf94208182174435b8dc612,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]