2026年4月1日から、自転車の交通違反に対して反則金を科す「青切符制度」が施行されます。特に注目されるルールとして、歩道の通行に反則金6000円が設定されており、車道への自転車の流入が懸念されています。反則行為にはながら運転、信号無視などが含まれ、金額は3000円から1万2000円です。特に歩道通行への反則金が不安を呼び、多くの自転車が車道を走ることによる交通事故の増加が予測されています。

この制度は安全を確保するための動きですが、その効果やリスクについての議論が広がっています。

この新制度の導入に伴うリスクは非常に深刻です。根本にあるのは、歩道を走行していた自転車が大幅に車道に移行することで、予測できない事故が増える可能性です。自転車の車道走行を促すだけでは安全性が保証されず、歩行者と車道の安全確保が困難になります。この制度の欠陥は、現状の交通インフラが自転車を安全に車道で走行させる準備が整っていない点です。まず、車道と自転車道のクリアな分離をすることが求められます。次に、ドライバーへの自転車に関する認識向上活動の強化が必要です。そして自転車自身の運転マナー教育も不可欠。この制度により、かえって交通状況が悪化するのではなく、交通安全の向上に繋がるべきです。これらの対策が実行されない限り、その価値観は薄っぺらいものに終わってしまうでしょう。

ネットからのコメント

1、自転車は勿論だが、輩専用、外人専用車両となりつつあるモペット(違法フル電動車)だろう。パトカーや白バイの前では自転車のふりして漕いで、いなくなれば原付きにも勝る速度で逆走、歩道走行、信号無視とやりたい放題。いざ事故を起こしても逃げるだろうし、取り締まりも白バイでは車幅があって追いきれないし、ナンバーも付いてない無法者を捕まえるのは難しいだろう。何かしらの対策が必要だ。

2、警察庁は「自転車の通行は車道が原則」とした上で、歩道の通行が認められる条件を示しています。 ▽歩道通行が可能との道路標識などがある場合 ▽13歳未満と70歳以上の人、身体に障害がある人 ▽車道の交通量が著しく多かったり、車道の幅が狭かったりする場合ほとんどの歩道に「自転車通行可」の標識があります　ただし歩道は歩行者が優先です自転車で歩道を走行する際は「すぐに止まれる速度」で乗車しましょう

3、今までが野放し過ぎたのが限界超えたのでしょうね。本来守るべきことが守られず、取り締まりもおざなり故現状の危険な環境なんですから。

自転車だって法律上は軽車両扱い。たとえ免許が必要なくとも最低限の勉強と道交法の順守は必要だと思っています。これを機に取り返しのつかない事故を起こす前に改めて交通ルールを学び、実践することを自転車利用者には行っていただきたいですね。違反すれば下手すりゃタクシー使った方が安いのではないかというくらいの罰金にも個人的には良いと思う。この位やらないと真剣に学ぼうとしないだろうし、ルールを順守する利用者も増えないと思う。厳しい意見だとは思います。今までがあまりにも野放し過ぎたツケが回ってきましたね。これだけ厳しい罰則が立ち上がるだけの土台を利用者が作り上げてしまったのですから、賛否両論はあるとは思いますがご自身を守るためにも受け入れ、運行を改善して欲しい。

4、歩道走行も歩行者側から見れば危険な行為だが、何より危険なのが逆走だろう。クルマとの距離をとるべく、ただでさえ幅の狭い車道の端を走っているところへ逆走自転車がやって来たらどれだけ危険か、リテラシーのある自転車利用者なら解ると思う。逆走自転車を避けようとしてクルマと接触するか、クルマとの接触を避けようとして逆走自転車と衝突するかの選択を迫られかねない。

場合によっては命にかかわる事案だ。それにもかかわらず、これまで逆走は取締まられる事なく放置されてきた。ようやく反則金を課すと言っても6000円は安すぎだろう。警察官僚は現場の実体を解っていないのだろう。「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだ！」