2023年10月15日、フィリピンの首都マニラにて、日本人男性2名がホテル付近で射殺される事件が発生しました。被害者は福岡県出身のサトリ・ヒデアキさん(53)と静岡県出身のナカヤマ・アキノブさん(41)で、カジノを目的にフィリピンを度々訪問していました。警察によれば、日本在住の日本人が事件の首謀者とされ、金銭トラブルを抱えた末にフィリピン人兄弟に殺害を依頼したとされています。
報酬は900万ペソ(約2300万円)で、頭金として1万ペソ(約2万6000円)が支払われていました。逮捕された兄弟はアルバート・マナバット容疑者(50)とツアーガイドのアベル・マナバット容疑者(62)で、送検されました。警察は現在、共犯者の行方を追っています。

この事件は社会問題と制度の欠陥が絡んでおり、強い批判が求められます。例として、日本国外に拠点を持つ犯罪者が国家の法をすり抜け、外国との間で犯罪を行う行為は、司法の国際的な協力不足を浮き彫りにしています。被害者の方々は、単なる旅行者としてフィリピンを訪問していたに過ぎないのに、このような恐ろしい事件に巻き込まれ、尊い命を奪われました。まず、日本とフィリピン間での犯罪者引き渡し条約や情報共有を強化する必要があります。次に、旅行者に対する安全情報提供を徹底し、潜在的な危険を予防する対策が重要です。
最後に、刑事事件における国際的な協力強化の枠組みを構築し、被害者を守るための国際的な意識を変えることが求められます。こうした事件から学ぶべきは、国境を越えた犯罪に対する警戒と、法的制度の中での迅速な対応の重要性です。道徳的な解決策を求め、関係国間での協力を強化することが不可欠です。
ネットからのコメント
1、東南アジアでこうした日本人が暗躍し、金銭トラブルや殺人事件にまで関与するというのは、本当に情けなく恥ずかしいことです。せっかく現地で信頼関係を築いている日本人も多い中で、こうした一部の人間が全体の評判を傷つけてしまう。被害を受けた現地の方々や、普通に生活している在留邦人にまで迷惑が及ぶことを考えると、本当に許されない行為だと思います。こういう人々は、日本に戻って再び問題を起こすくらいなら、母なる海に還るべき存在と言わざるを得ません。日本の恥をこれ以上さらさないためにも、徹底した取り締まりと厳罰が必要でしょう。
2、現地警察が容疑者を一時同席させて会見を行ったのを見ていたが、この記事の通り容疑者のフィリピン人の証言によると目的は殺害で依頼人は日本人。
日本人のボスから18ミリオンを支払うと言われていたとの事で、記事では9ミリオンと書かれているから1人9ミリオンで2人で18ミリオンと言う事だったのだろう。しかし実行犯が実際に得た報酬は10,000ペソのみ。この会見で述べられた事が事実なら、リクルートの仕方は違えど報酬を払うと言われて実際には貰えずに使い捨てにされる日本の闇バイトとほぼ同じ構造。
3、報酬は900万ペソ(約2300万円)で、頭金として1万ペソ(約2万6000円)が支払われていた。→確実に残金支払う気ない金額やろ。。フィリピンでは邦人が度々銃殺されることがあるが、通り魔的な事件や強盗ではなく、依頼殺人のケースが多い。
4、昨年10月から邦人相手の強盗事件が20件以上起きているようで、まるで味を覚えた熊のように襲われています
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e4bc48d2fd3a38648da679fb75e24b86f7f1c575,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]