5月29日に上映開始した劇場アニメ「劇場版モノノ怪 第三章 蛇神」において、製作統括の山本幸治氏が声優交代と再起用に関する経緯を説明し、謝罪しました。同作は当初、不倫スキャンダルによる櫻井孝宏の降板が決定されていましたが、最終章で再起用される形に。その事実が公開後に判明することで多くの議論が生じました。山本氏は再起用に物語上の必要性とファンの声を挙げつつ、事前告知の不足を認め、「観客が鑑賞可否を判断する機会を奪った」と謝罪。これを受け、プロデューサー業の引退を表明しました。

櫻井の降板、再起用に加え、ファンへの情報提供の欠如が問題の本質です。本件は、時代感覚や観客との信頼構築が製作方針に反映されず、配慮が欠落した事例として映ります。
本件における問題点はシンプルでいて重大です。一貫性を欠く声優起用の方針、公演直前の情報隠蔽、これにより生じた観客の選択肢の剥奪――それらすべてが「観客ファーストの姿勢」を欠如させています。
特に、品位や倫理観が問われるスキャンダルの余波をどう処理すべきかという現代的課題に対し、作品性や利益の優先が結果として支持者の分断を招く結果となったことは深刻です。
解決策として、
起用方針に一貫性を持たせ、スキャンダルが絡む場合には透明性を徹底する。作品公開前の情報提供を義務化し、ファンに十分な判断材料を与える。スタッフ内での倫理的リスク管理体制を確立することが求められます。「美しい物語」は創作だけで成り立つものではありません。裏方の誠実さや透明性が伴うことで、初めて真実の価値を備えるのです。
ネットからのコメント
1、報道があった当時、仮に続投させたとしてもそれはそれで(批判はあれど)納得した人も多かったと思うよ現に鬼滅の義勇さんは続投だしただ、そもそも最初に「作品の方向性を鑑みての降板」という思い切ったことをしたのに、寄りによって1番その方向性が色濃く出る最終章で再び出すのはアカンかったのでは?あとそもそも元のキャラデザの方ともXで大揉めしてたし…わりとコアなファンの方も多い作品だけに裏方で揉めてるのが見えるとなんか残念な気持ちになってしまう。
2、ポイントは降板を決めた人間と再起用を決めた人間が同じだということ。にもかかわらず、再起用の際は事前にアナウンスが無かった。「作品に罪はない」「演じる役柄に罪はない」とかそういう話じゃなくて、要するに「筋が通っていないだろ」っていう話。不倫報道で降板させずに起用継続した作品もあるわけで、決定の是非は別にして、そちらの方がはるかに筋が通っている。
3、櫻井孝宏については、むかし三谷幸喜の演劇の脚本を盗作して騒動になり、三谷氏に直接謝罪した事件があった。それで数年前の不倫の時に、文春にその頃の様子も書かれていて「何をやらかしても、事務所とこの業界は必ず俺のことを守ってくれる」と自慢気に話していた、などということだが、もしこれが本当なら人としてはかなり危うい人なんだろうなって印象。好きなアニメの声をあててほしくないという人がいても不思議ではない。逆に盲信的に擁護している方がどうかしているだろう。
4、櫻井さん演じる薬売りを見たい人もいるだろうし、二度と見たくない人もいるだろう。
TVと違って、映画はチケットを買って積極的に見に行く娯楽だから、「見たくない人は見なければいい」でTVでは干されたような人も起用しやすいのだけれど、今回は「見たくない人は見なければいい」が通用しない、サプライズでの起用だったのが一番よくなかったね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/97e61cb8ef09113d7ffc6aa142468454a35d1f22,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]